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防衛反応

「インセプション」という映画があります。

2010年より公開されたクリストファー・ノーラン脚本・監督によるSFアクション映画です。

ストーリーの概要は次のとおりです。

主人公のドム・コブは、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイディアを“盗み取る”特殊な企業スパイ。
そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトーが仕事を依頼してきた。
依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバートにさせるようアイディアを“植え付ける”こと(インセプション)だった。
極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、妻モル殺害の容疑をかけられ子供に会えずにいるコブは、犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた・・・

潜在意識をテーマにした映画なのですが、潜在意識の深い層に入るにしたがって「防衛反応」(警備が攻撃を行ってくる)が出てきます。

勝手に紐解くに・・・

「防衛反応」とは
表層問題を深層化していく
プロセスで起こります

深層化は「真相化」でもあり、「真相」に近づきますから、近づかせたくない、と働かせる反応です。

深層化していくにしたがって、より強く働くこととなります。

人はできる限り真相に近づかせたくない(真相を見たくない)、という意識を自動的に働かせます。

深層化する場合、見たくないがために、主に7つの、次のような防衛反応が起こりやすくなります。

防衛反応イメージ

①責任転嫁(他人や環境のせい)
②見ないふり・氣づいていないふり(見ないようにする)
③固執(過去のやり方にこだわる)
④無視(何もしない)
⑤自己憐憫(被害者)
⑥注意をそらす(他のことに一生懸命)
⑦夢想家(夢の状態を想像して現実逃避)


逆も成り立ちます

防衛反応が起こるということであれば、「真相に近づいている」とも言えます。

よって、「あなた自身を客観的に振り返るチャンス」であるとも言えます。


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