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POST8『昨日なに食べた?』


こちらのラジオの書き起こしです。通勤通学中に音声で聞きたい方は下記リンク先から

https://note.mu/sg_post/n/naa6617ab280b

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〇家で食べるのは大変

井上:最近真面目な話が続いてたので、どうでもいいことを喋りたいなと思いまして、、。昨日何食べました?


坂野:ゆるいな~。井上さんは昨日何を食べたんですか?


井上:僕は家で焼肉しました。普段は外食しがちなんですけど、昨日はお互い疲れてて、彼女がお肉を買ってきてくれてたので、ホットプレートで焼いて食べました。
すぐ外食に行ってたから、やっぱり家で食べると安さを実感しますね。


坂野:そうですよね。ところでなんの死骸を食べたんですか?


井上:牛の死骸です(笑)


坂野:いいなあ。焼肉さいきん食べてないなー。


井上:外に出なくていいのは楽だけど、片付けめちゃくちゃ面倒くさいなって思いながら食べてました。


坂野:いやめっちゃ面倒くさいですよ焼肉は。油との闘いですね。


井上:片付けの面倒くささ考えたら、結局外食行きたがってる自分がいて。そういう時に、世の中の主婦の大変さがわかりますね。毎日、料理とか片付けとか。多分みんなが苦になるわけではないと思うんですけど。
僕や彼女は、割と人のためになにかやるのが好きなので、例えば僕が主婦になったとしたら、なるべくお金をかけないでおこうと、自分でごはん作ると思うし、その浮いた分のお金で焼肉とか外食にしようって考えると思うんです。でも、そのうち絶対しんどくなりますね。
最初はいいんですけど、段々「ありがとう」って感謝されなくなってくるじゃないですか。


坂野:それが当たり前になっていくやつですね。


井上:当たり前じゃないなって、ギトギトの鉄板洗いながら再確認しましたね。


〇「母親」は役割?

坂野:僕も小さいころから疑問に思ってたことがあるんですけど、それこそ「座ってたら目の前にご飯が出てくるのが当たり前」っていう光景があって、洗い物もちゃんとしなくても全部親がやってくれるのを見てて、嫌だなと感じてました。
今年結婚したんですけど、絶対なにか手伝いたいんです。例えば奥さんがごはん作ってくれたら洗い物は僕がしたいし、仕事してたら家事をしなくていいという風潮が、僕はあんまり好きじゃなくて。


井上:いい旦那さんじゃないですか~。


坂野:ありがとうございます。
いい奥さんだから、いい旦那さんでいれるんだと思ってます!一応ちゃんと言っておかないと(笑)


井上:役割の違和感は、確かに僕も感じます。
人生を生きること自体が何かの役割を果たしてる って考えたときに、「母親」「父親」「子ども」という役割をやってるわけじゃないですか。
今までの「父親」という役割は、極端に言うと“仕事から帰ってきてふんぞり返る”みたいなのが、父親の役割だと思ってたからやっていた。という人も実際いると思うんですよ。
それぞれが、その役割を背負わなきゃいけない気がしてやってるところも多分あると思うので、それをお互い知るためのゲームみたいなのを考えていて。


坂野:へー、面白そう!


井上:カードを引いて、そこに「母親」と書かれてたらその人が母親をやる。
母親がもし「子ども」っていうカードを引いてたら、お母さんがご飯終わった後すぐテレビゲームするとか。


坂野:(笑)それすごい良いと思います。一日やってほしい!


井上:やってみてほしいですよね。普通に面白そうですし。
今まで考えてなかったことに触れることになるし、頭の中では漠然となにをすればいいか分かってても、絶対もっと新しく細かく知れることが沢山ありますよね。


坂野:ありますよ。
いっつもお母さんが「お金ない」って言ってるけど、財布見たら「結構あるやん」みたいな。


井上:それもありますね。でも多分、長期的にやってると「無いやん」ってなってくるんでしょうね。


坂野:そのうち感覚が分かってくるんでしょうね。


〇役割に囚われない

井上:そういう経験っていいですよね。
家だけにいたら、母親なら母親の役割になってしまうから、会社でも会社の役割があり、友達の前でだけ見せる顔があって、別々なのは当たり前。それがいっぱいある方が楽ですよね。


坂野:たしかに。そういうのがしんどくなる原因なのかもなあ。
なんかお母さんがお母さんじゃなく居られる場所があったらいいですよね。


井上:それは思います。これはこの間話してた「お母さんは自分の人生を生きてください」ってことと繋がりますね。

自分の幸せっていうベースがあった上に、お母さんという役割を乗せるのは構わないけど、それが自分の幸せよりも大きいってなっちゃうとしんどくなる。だから、結婚すると大変そうにしてる人がいるんでしょうね。役割という認識だと、確かに重くなってしまいますもん。
母親になるってこと自体で、これからの人生の大半が決まってくるし、自由度がなくなるって感じるから、結婚ってしんどくなるんじゃないかなって思います。
それは男性も女性も一緒で、例えば男性で言うと「養わなければいけない」「それだけ稼がなければいけない」って考えるから重くなってしまうんだろうなって。


坂野:えー、不思議。僕は「○○しなければいけない」とかあんまり思わないんですよね。
お金がなかったら「今月お金ない!ごめん!」ってなるだけで。


井上:(笑)
でも両方の役割を降りるって意味では、
旦那さん目線だと「貧乏でも一緒に楽しんでくれる人」がいいし、奥さん目線で言えば「仕事してるからとか言わずに、家事をしてくれる人」っていうのがいいですよね。両方が特化するんじゃなくて、両方から間引けばいい。


坂野:そうなんです。僕も奥さんに「子育てやらなくていいよ」って言ってるんですよ。もし子どもが学校行きたくないって言ったら「学校行かせなくていいよ」って。
もしそれで子どもがどういう人間になるのか怖いんだったら、どんな人間になっても生きていけるような社会を僕が作ろうって思うんですよね。


井上:おー、かっこいいですね。


坂野:ありがとうございます!!いい旦那さんです!!


井上:はい!本日は、いい旦那さんと一緒にお送りしました~!


それでは今回はこのへんで。また次回お会いしましょう。


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