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ポイントサービスの動き

コンビニや薬局などの店舗や、オンラインショッピングでのポイントを貯めるメリットはどこにあるのでしょうか。2016年のネットエイジアのポイント活用に関する調査の結果によると、利用しているポイントサービスとして「Tポイント」が最も高く78.0%、次いで「Ponta」が68.2%、「楽天スーパーポイント」が60.2%で続いているようです。貯めやすさ満足度が最も高かったポイントサービスが「Tポイント」であり、ファミマやTSUTAYAなど貯めやすい店舗が近くにあることが優位に働いているのかもしれません。ポイントの使い道については「買い物で(支払いに)使う」が86.8%で最も高いようで、消費者心理としては、ポイントを少しでも貯めて、お得に買い物しようというところでしょうか。
この最も利用されているTポイントが利用できるファミマは、Tポイント運営会社の株式売却を検討しているようです。決済手段の多様化、クレジット決済へのシフトなどあり、特定のポイントに特化するよりも、多様なポイントサービスを取り扱うことへの優位性が見えてきたのかもしれません。

電子マネーやクレジット決済が可能な店舗が増えてきたのも感じますが、小規模クリーニング店などでは支払いは現金のみ、利用に応じて紙の割引券を配布するという昔ながらの店舗も根強いのも現状です。2019年10月には、消費税も引き上げられ、今後もポイント関連の動きは出てきそうです。

#ビジネス

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