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昨日の朝に久しぶりに教え子から電話があった件

PCが壊れてしまいスマホで書いております。
遠隔で会議をやる10分前に壊れてしまい大変なことになったのが水曜日…
スマホで遠隔会議は不便ですね。

ところで昨日の朝、電話の音で目が覚めました。
表示を見ると、2年くらいは連絡も取っていない中国時代の教え子の名前。
すぐに出で挨拶を交わしました。
その後会話が始まり、

「先生まだ中国にいますか?」
「いや、今は日本なんですよ」
「そうですか…」
何やら残念そうな反応
私のほうも久しぶりの連絡で懐かしさもあり近況を聞こうとします

「あなたは今どうしてるんですか?」
「私は今、黒竜江省で公務員をしています」
「すごいですねえ」
彼は院生だったのですが、色々手伝いをしてくれて食事にも行く仲でしたが、無事に仕事に就けたようで嬉しくなりました。

「先生、私公務員をしていますが困ってるんです」
「どうしたんですか」
「今、2カ月給料が未払いで生活ができません」
「えええ、大丈夫ですか?」
「もう少しでお金がなくなってしまいます」
「家族とかにも頼んでも無理なんですか?」
「もう無理です、カードも使えません(このカードが何を指してるのかは不明、キャッシングなどは似たようなサービスはあるとは聞きますが…、クレカだとしても銀聯はデビットカードと同じですし)」

こちらも思わぬ内容に寝起きで戸惑います。

「それは大変ですね、もう色んな人に話したんですか?」
「はい話しました、3000元(5万円くらい)がすぐに必要です、先生中国のお金ないですか?」
「そうですか…、今僕もそんなにお金ないですし、中国に送る手段もないんですよ」

無理をすれば日本にいる中国人に日本円を渡し、同等額の中国元を電子マネーで送ることは可能ですが、他人を巻き込むのは危険かなと思いました。
教え子を助けたい気持ちももちろんありますが、物理的に無理なのでもどかしい…

「そうですか…」
「なんとか少しでも送れるように、頑張ってみます」

この後はなんと頑張ってと応援して終わりました。

一応不安なので、中国に今も住んでいるよく連絡を取る知り合いにメッセージを送り
公務員の給料未払いなんてあるの?とか黒竜江省の経済やばい?だの多重債務とかかな?だの話しました。
公務員の給料未払いはまずあり得ないだろうという反応でした。

正直どうすることもできないですが
彼の無事を祈ることしかできません。
来月メッセージを送ってみようと思います。

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