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劇団ステイメンVol.1『PEN』終演しました

皆様、こんにちは福井拓郎です。

タイトルにもある通り、2週間前に私が大学の演劇部の同期と立ちあげた劇団ステイメンの第1回公演が終演いたしました。
今回はそれについてちょっとだけ書いていければと思います。

普段からもうちょっとまめに更新しとけよって感じなんですが、ちょっとずつその辺も改善していこうと思っております、よろしくお願いいたします。

無事に公演できました、ありがとうございました

コロナの感染者がまた増え始めている中、何とか最後までやりきることができました。
大学時代に相方が言った言葉「やっぱり2人で演劇やろう」を何とかまずは形にすることができました。
皆さ本当にありがとうございました。まずはそれしか出てきません。

公演終わってから1週間たち、他の団体さんの多くが中止や延期になっている状況なのでギリギリセーフといったところでした、本当に運がよかったです。
今後も無事に公演ができるように、徳をたくさん積んでおこうと思います。

2人で書く公演体制

この劇団は、僕と相方の上坂のどちらも脚本を書けるということをウリでやってます。

この公演体制になったのは、大学時代に行った引退公演の時です。

もともと、僕の代には僕含めて4人部員がいたんですけど、2人辞めちゃって同期が僕と上坂だけになってしまいました。
引退する代2人だけでどうする?という話になって
上坂に「脚本書きたがってたよね?じゃあ2人だけでやっちゃおうよ」と言って、この公演体制になりました。

演劇というより芸人さんの単独ライブみたいですが
“他の大所帯の劇団には絶対真似できねぇだろう!”という気持ちでやってました。

案外これが上手くいったので、じゃあ卒業公演もこのやり方で決まりだな!と、結構いい気になっていた2人なのですが・・・あの避けては通れないあのイベントが来てしまったのです。

コロナで卒業公演が厳しくなってしまったんですね。
正直、その時のコロナの状況とか先の見えなさとかもあって、かなり疲れ切ったこともあって
「もう入場制限とかいろいろ面倒くさいことやって公演するくらいなら、初めからやらない!」
と言って、結局公演中止にしました。

でも、これで相方が演劇をするという欲求を発散できなくなったことによって、ステイメンをやるモチベーションとしてすごく良い方向にはたらいてくれたと思っています。
結果オーライってやつですね。

結果オーライと言えているからかもしれませんが、コロナが流行ってしまったことについて、あまり悲観的にはとらえていないです。それによってできた新しい繋がりもできたので、今はそこに注目するようになれました。

ずっと劇団をつくりたかった

今回の目標「劇団を作って公演をする」ということは、僕にとってすごく大きな一歩でした。

ちょっと話は横にそれるんですが、僕は小さいころからガンダムが大好きなんです。
その影響で昔からすごく好きな言葉があって、それが“専用”。シャア専用、アムロ専用、ランバラル専用、シンマツナガ専用・・・と、専用のものにはパーソナルカラーが塗られ、他とは違う装飾を施され、特徴的な武器や能力を持っている、というところにとてつもない憧れがありました。
だからずっと欲しかったんです、福井専用が。

それは演劇をやるようになっても変わりませんでした。僕は演劇を高校からやっているんですが、その時から自分のオリジナルの作品がやりたいとずっと思っていました。
自分の考えていることを人に話さずにはいられない、自分の作ったものを人に見せずにはいられない性格も相まって、その思いはかなり長い間温め続けたものでした。

1から10まで全部自分たちで決めることができて、すべてが自分の知る範囲にあったうえで、舞台に対しては自分のやりたいことをのびのびとやれる環境じゃないと100%の力を発揮できない性格で、そのために自分の劇団を持つということは個人的にはすごく必要なことでした。

でも、なんだかんだでやっぱり他人の助けは借りなくてはいけないし、今回自分ができたことはもちろんあっても、できなかったことも同じくらいあって、だからこそ次はもっと良くしようとか成長しようって思えました。

今後のステイメン

プロデュースの劇団って一回やってそれで2回目やらない劇団とか結構あると思うんですけど、ステイメンは2回目やるつもりです。
次回作Vol.2とは言わず、もうVol.4くらいまでやりたいこと考えてます。

今回の公演で完全に福井拓郎は調子に乗りました。
もちろん良い意味でです、悪い意味も多少は含まれていますが。
自分の中で、やってみれば案外できるもんだなという発見がたくさん見つかったからです。

今後も頑張りますので、応援よろしくお願いします。
皆様の応援をいただくことで、さらに福井が調子に乗ります。
調子に乗った福井は無敵です。

そのエネルギーのまま、木端微塵になるまでは突き進もうと思います。
木端微塵になってからもう一度立ち上がるところまで、皆様には是非見届けていただきたいです。


福井拓郎


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