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いろいろあって二周年【 ワールドウィッチーズ ユナイテッドフロント 】( iOS )

ユナフロが二年目を迎えた。あのユナフロが二周年を迎えた。サービス終了に怯え、それを匂わせるような気配に覚悟をしながらも2周年を迎えてしまった。思えば本作は色々あった。本当に色々…。

待ちに待ったソーシャルゲーム!

2020年の4月頃から見始めたアニメであるストライクウィッチーズ、ブレイブウィッチーズをはじめとしたワールドウィッチーズシリーズにどハマりした僕にとって、アニメ三期「ストライクウィッチーズ Road to Berlin」とタイミングを同じくして、2020年10月からサービス開始された本作「ワールドウィッチーズ ユナイテッドフロント」には大いに興奮した。10年以上も常にコンテンツの鮮度を維持し続けている本シリーズはマジで凄い。そりゃ超面白いからな!

本作「ワールドウィッチーズユナイテッドフロント(以下ユナフロと略)」は全方位シューティングのソーシャルゲーム。
開発と運営は怒首領蜂や虫姫さま、ゴシックは魔法乙女などのシューティングゲーム界では知らない人はいないご存知「ケイブ」だ。
本作はワールドと謳うだけあって、ストライクやブレイブのアニメに登場した部隊のキャラクターだけではなく、ライトノベルのノーブルウィッチーズの面々や雑誌のコーナーのみ登場したマニアックなキャラクターなどが登場したりと、本シリーズのスケールの広さを教えてくれる作りになっている。

3Dで表現されたキャラクターもクオリティが高い

キャラを組み合わせてアニメでは実現しなかった自分だけの部隊で戦えるのは魅力的だし、原作と同じ固有魔法やスキルを持っているのでプレイは楽しく、そしてなにより原作ではありえないキャラクター同士の時を超えたクロスオーバーを果たしているのがなによりも嬉しいのだ。(ただお話が面白ければ尚良かった。
それと好きなキャラクターに貢ぎまくってる好感度のランキングを競うという罪な機能があるのも非常にソシャゲらしい。

501と502の夢のクロスオーバー!

シューティングゲームとしてもしっかり遊ばせてくれる作りとなっており、武器によってスタイルが変わるショットと、ショットをしない時に展開されるシールドを組み合わせたゲームスタイルはなかなか楽しい。スコアアタックもやり込めば倍率を上げてドバドバ稼いでいけるので気分も見た目にも気持ちが良いぞ。

ボス戦ではケイブらしい弾幕が待ち構えているぞ

そして本作の目玉はなんと言っても「共闘」だ。
最大4人で協力して強力な敵と戦えるマルチプレイ機能は現代のソシャゲらしい魅力的な要素で、簡易チャットを使ったコミュニケーションをしながら、役割を分担して一人では倒せない相手を皆で倒していくのでクリアした時の達成感はなかなかのものだ。

いろんな衣装とアクセサリーで共闘に向かおう

不安な幕開け

そんな訳で満を辞してサービスが開始された本作だったが、その出発は想像以上に難儀なものであった。
初めから目玉であるはずの共闘はエラーでマッチングに難があり、共闘が出来ても途中で止まってしまったりなどの不具合が続出。
デイリーボーナスを含めたアイテムの配布も他のゲームに比べると非常に少なく(ガチャ一回石180個に対してデイリーボーナスは石が10個)、更に初めてのイベントが不具合だらけの共闘をメインとしたイベントで、エラーに耐えながら遊ばされたりと、出だしから不安がつのる出発となってしまった。

もちろん不評の嵐で、個人的にもストレスは感じ、苦言は大量にあったけど、自分の中で今最もアツいコンテンツをリアルタイムで楽しめる嬉しさの方が優っていたので、なんだかんだ耐えながらも続けていた。サービス終了という恐怖に怯えつつも、アンケートには必ず正直に答え、キャンペーンがあればリツイートをした。

ボクも真剣に考えてアンケートに答えていたぞ

その甲斐があったのか、本作の仕様は徐々に改善されていく。当然なのだが共闘機能はスムーズにマッチングされるようになり、改善されるべき箇所は次々と改善され、更に遊びやすく快適に遊べる工夫が次々と用意されていっており、同時に次々と休みなくイベントが開催され、新しいキャラクターや新しい衣装、震電宮藤などレジェンドウィッチの追加などの新要素を次々と追加しているおかげで常に飽きる事なく楽しめていた。
定期的に生配信で声優さん達との共闘なども開催されたりと、本編のアニメとのリンクも頑張っていた(おかげで僕も末柄理恵さんと共闘出来た)。

業務移行と低空飛行

しかしプレイヤーの数は伸び悩み、2021年5月のイベントで新登場したキャラクター「フェルナンディア・マルヴェッツィ」を最後に新キャラの追加がぱったりと途切れ、その後は衣装のみをイベントごとに追加していくスタイルになった。
そしてなんとか一周年を迎えられた頃合いにケイブは開発と運営はから降り、その後をフレンズライトという聞いたこともない会社が引き継ぐことになった。

そこから半年以上はイベントのクオリティは下がり、衣装はストライカーに衣装用の塗装がなかったりと簡素になり、カードのクオリティもサービス開始に比べると描き込みが少なく、枚数も減ってしまった。イベント開始のキャラクター劇も一時期は1ページで済ませるという暴挙まで行うことまであった。(さすがに大不評で最近はクオリティが上がっている。)
最近では夏の間はずっと水着衣装を連発しまくったりとヤケクソ感も溢れる事もしていた。

普通のゲームならここで引退してしまうところだが、僕はいつまで経ってもこのコンテンツが大好きでたまらなかったので、毎日ログイン(四、五日逃したが)したし、しっかりイベントにも参加していた。
そして最近では徐々にイベントのクオリティは持ち返してきた。
特にフォトモードなどの機能が追加されたのも嬉しい。無限に遊べるじゃんこれ!

フォトモードはARってやつだね!ポーズや表情も自由度があって嬉しい。

そして二周年

発表からコロナ禍により様々な困難があったルミナスウィッチーズの放送が素晴らしい最終回で幕を閉じ、ひとまず現状発表されているロードマップを完走したワールドウィッチーズシリーズだったが、そろそろユナフロも店をたたみ始める頃合いかと、こちらも覚悟していたが、迎えた二周年になんと大型アップデート。(あと3回目のアンケート)

この時期にアップデート。さすがに驚いた。

更なる強化、更なる追加アイテムと運営は意外とやる気まんまんであった。
なんだかんだ今後も頑張っていきそうなユナフロ。あんなことやこんなことがありすぎたユナフロ。僕は恐らくサービスが終わるその日まで、このゲームに付き合って行きそうだ。

<追記>
2023年8月31日にサービス終了しました。


DATA

ワールドウィッチーズ UNITED FONT
開発/運営:フレンズライト(2021年6月28日以前はケイブ)
対応ハード:iOS、Andoroid
サービス開始:2020年10月13日
サービス終了:2023年8月31日
ジャンル:魔女が空駆ける全方位シューティング
価格:無料(ゲーム内課金あり)


編集後記

あとちなみに是非頑張るなら新キャラも追加してほしい・・・。(ウィルマ・ビショップとか竹井醇子とか無限に候補がいるんです…)


映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん