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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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#Xbox360

【もくじ】ゲーム感想文・ハード別索引

こちらからゲームハード別で記事に飛ぶことが出来ます。 ちなみに50音順です XBOX series X / S & Xbox ONEATOMIC HEART オレンジブラッド CALL OF DUTY GHOST Ghostwire TOKYO サイバーパンク2077 SIGNALIS SUNSET OVERDRIVE Starfield STRAY 挑戦1 Kiss or Kill Telling Lies Touhou Luna Nights BIOHAZARD7 re

アメリカを取り戻せ【 HOMEFRONT 】(360)

北朝鮮が世界を支配!?注意:本記事にはネタバレが含まれます そんな攻めた設定の本作は発売当時かなり話題になっていたことを覚えている。(NHKスペシャルでも紹介されていたっけ) 本作の年表を見ると他にも2021年に新種の感染症をが蔓延したり、2024年に北朝鮮が人工衛星を打ち上げなどの記述があったりと微妙に笑えない。 そんな2011年に発売された本作「HOMEFRONT」はコロラド州を舞台にレジスタンスと、北朝鮮こと大朝鮮連邦(KPA)の熾烈な戦いを描くFPS。主人公はレジ

それは沼の入り口【 ストライクウィッチーズ 白銀の翼 】(XBOX360)

きっかけはこのゲーム気になるゲームがある。シューティングでしかもXbox360で発売されたキャラゲーとならば遊ぶしかない。しかしキャラゲーはやはり原作を知らないと満足に楽しむことは出来ない代物、やはりここはしっかりアニメを楽しもう。本作「ストライクウィッチーズ 白銀の翼」を遊ぶに向けて、僕は原作アニメである「ストライクウィッチーズ」をそんな軽〜い理由で見始めたのである。まさかこんなことになろうとは…。 ストライクウィッチーズ。見始めたら面白いのなんの。個性的すぎるキャラクタ

テトリスの兄弟を遊ぶ【 Hexic HD 】(360)

テトリスとの繋がりが!?映画『テトリス』を観たら考案者アレクセイ・パジトノフのことが気になってきた。彼は今何をしているのだろう、今もゲームを作っているのだろうか。Wikipediaを見るとテトリスを含め彼の作ったゲームのリストがズラリと出てきた。そしてその中に一つ、タイトルに見覚えのあるゲームを見つけた。 Hexic HD。Xbox360を購入した人間ならこのゲームを覚えている人もいるのでは。なんせ本作はXbox 360にプリインストールされているゲーム。本体を持ってるなら

リアリティは不親切 【 FARCRY2 】 (XBOX360)

リアリティ追求オープンワールドサバイバルFPSまずお断りしておきたい。このゲームはとっても評価が難しいと言うより、オススメしにくいソフトである。 そんな本作は超広大なオープンワールドのジャングルを舞台にしたFPS。二つの勢力から様々な破壊工作などのミッションを請け負い、お金(ダイヤ)や情報、仲間を集めながらストーリーを進めていくのだが、本作の癖は普通のFPSとは比べ物にならないくらい強い。 ゲーム序盤は武器は弱いし銃を撃っても驚くくらい当らない、敵から武器を拾ったとしても長

僕らと違う2019年 【 ロボティクス・ノーツ 】(XBOX360)

シュタインズゲートが想像の100倍面白いゲームで感動してしまった僕が次に手を出したのは、2012年に発売した同じビジュアルノベル「科学ADVシリーズ」3作目の本作「ロボティクス・ノーツ」だ。順番的には一作目をやるべきだが、先に本作を絶賛積んでいたのでこちらを先にプレイ。 舞台は鬱蒼とした秋葉原から10年後の2019年の青い空がどこまでも眩しい南国・種子島。 そこはAR(拡張現実)、アシストスーツ、ドローンなどちょっと先で実現化しそうなテクノロジーが顔を覗かせる世界。そこで巨

あの頃の秋葉原へ 【 シュタインズ・ゲート 】(XBOX360)

2011年の秋葉原。そこで見たのは本物のラジオ会館に墜落した人工衛星だった。 ガラケーや目新しかったスマホを掲げて撮る人々、地上に溢れる主人公岡部倫太郎のような白衣を着た人々(ダルやまゆしぃっぽいのもいた)。あの時、確かにみんながシュタインズゲートに熱狂していた…自分を除いて。 俺はといえば秋葉原より中野派で中古プレステにうつつを抜かし、現実どころかオタクカルチャーからも乖離した生活を送っていた。(とはいえアイドルマスターとペルソナ4はちゃっかりやっていたな。) そんなあ

実在の事件に基づく【 メダルオブオナー ウォーファイター 】(XBOX360)

ステージごとにそんな文句が表示されるのは、恥も外聞もなんとやらで、実質コールオブデューティーと化したメダルオブオナーの現状最新作である「メダルオブオナー ウォーファイター」だ。 実在の事件に基づく…そんなことを書かれたら、ワクワクするに決まっている。 そう、本作のキャンペーンの売りはなんといっても本物のアメリカの特殊部隊による取材による実話を元に作られたキャンペーンだ。 しかし蓋を開けてみると冒頭から港の爆破による巨大なコンテナの雪崩を切り抜けたり、80年代映画並みに屋台を

生まれ変わってそっくりさん 【メダル オブ オナー (XBOX360)】

MEDAL OF HONOR REBORN!!!元来第二次大戦を舞台にしてきたEAのFPSシリーズ「メダルオブオナー」 そこが突如2010年に発売したのは一転してなんと現代戦。タイトルもサブタイトルを無くし、心機一転この路線でやっていく感が強いぞ。 ちなみにキャンペーンのみのレビューです。 そんな9.11後のアフガニスタンでのアメリカと武装勢力タリバンとの戦いという、モダンな路線に舵を切った本作は、想像を遥か超えるくらいのコールオブデューティライクな一本道のリニア進行FPS

地獄の地獄巡り【 スペックオプス ザ・ライン 】(XBOX360)

「評判が良いならやるっきゃない。」そんな思いを抱きながらも積んじゃうのがヘタれなゲーマーのダメな所。 しかし最近360の軽くて使いやす〜い有線のコントローラーが中古手に入ったから思い立ったようにプレイ。 スペックオプス ザ・ライン。この頃は特殊部隊ミリタリーモノなFPSやTPSがこれでもかと乱発されており、マルチがメインでキャンペーンのストーリーがイマイチなものが多かったのもあり、本作もパッケージの地味さと裏面を見てもイマイチ内容が読み取れないのでスルーしていた作品であった

建てて待つ、建てて放置。【 街ingメーカー4 】(360)

細かい事を気にせず街作り!街ingメーカーは電気やガス、税金、公害などの細かな配慮がいらないシムシティと言った感じのPS2から始まったシリーズで本作で四作目。 「公園がほしい」「娯楽がほしい」などの住民たちのリクエストに答えながら人口を増やし街を豊かにしていくゲームになっている。 また、TSUTAYAやファミリーマートなど実在テナントがいくつも建てられる事が出来るのが本作の特徴であり魅力だ。他にも自由に街の中を三人称視点や一人称視点で歩き回れたりも出来る。もう神目線だけでは

ダニエルボンドの新たな任務【 007 ブラッドストーン 】(360)

クレイグボンドのオリジナル展開今までのボンド像を一気に覆したダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドはまさに革命的であり衝撃的だった。綺麗にスマートではなく、荒削りにワイルドで現代に見合った人間臭い007。そんなダニエルボンドにもついにオリジナルストーリーのゲームが登場だ。 今回はTPSでボンドが悪の野望を阻止する為に各国に飛び回ってボンドが暴れ出す。カバーアクションを使って敵から隠れながら静かに敵に倒し、諜報活動を行う。近づく敵にボタン一つで迫力ある格闘モーションを魅せ

ワイワイ悪魔城ワールドonline【 悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair 】(360)

不意に出た悪魔城突如XBOXに現れた悪魔城ドラキュラHD。発売した当初、自分は悪魔城ドラキュラシリーズを一作もやった事がなかったので興味もあまりなくスルーしていた。 しかし周りの友人たちは皆このゲームをやっている!5人で協力プレイしている!そして皆口を揃えて言う。「これは面白いぞ!」と。 半信半疑、だけどついに自分も輪に入りたくなって購入。まずはキャラクターを選ぶらしい。男3人、女2人の5人のキャラクター。一番上にいた日本人のカッコいい兄ちゃん(蒼馬)を選んでレッツスタート。

Rezの魂はKinectへ...【 チャイルドオブエデン 】 (360)  

MidnightからSynesthesiaへ待ちに待ったRezの続編だ!俺たちに新たな境地を見せつけたあのRezの続編だ!その喜びはもう計り知れない。なんてったってあの人にどう勧めていいものかわからない、言葉にしても大体届かない、HD版やVR版が登場したのだって今でも奇跡か手違いかなにかなんじゃないかと今でも思うあのRezの続編だ。それもHD画質、しかもキネクトで!・・・キネクト? あのキネクト!? 両手をかざせ!振れ!右手を画面の前に突き出せば往年のロックオンショット。左