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実在の事件に基づく【 メダルオブオナー ウォーファイター 】(XBOX360)

ステージごとにそんな文句が表示されるのは、恥も外聞もなんとやらで、実質コールオブデューティーと化したメダルオブオナーの現状最新作である「メダルオブオナー ウォーファイター」だ。
実在の事件に基づく…そんなことを書かれたら、ワクワクするに決まっている。

そう、本作のキャンペーンの売りはなんといっても本物のアメリカの特殊部隊による取材による実話を元に作られたキャンペーンだ。
しかし蓋を開けてみると冒頭から港の爆破による巨大なコンテナの雪崩を切り抜けたり、80年代映画並みに屋台を破壊しながらのカーチェイスなど前作よりも更に外連味は強くなっている。EAは特殊部隊の方々のホラ話を鵜呑みにしてないだろうかと思う派手さだ。リアリティなら前作の方がその地味さから逆に漂っていたぞ。
ちなみに特殊部隊の方々はこれが原因で大目玉を食らったようだ。

相変わらずのCoD風キャンペーン

ゲームの方はというと更にCoD化が進んでおり演出はもちろん、CoD4の冒頭にあったタイムアタック訓練まで用意されている。君の方が先輩なのになにしてるんだ。
ストーリーもゲームも前作より進化しており、話も明確な悪役が登場するのでわかりやすく、ステージよロケーションもアフガン祭で変わり映えのしなかった前作に比べると港町から、洪水で崩壊寸前の町、ドバイのビル街、更に派手なカーチェイスパートなどバリエーション豊かになり、常にクリフハンガー的でワクワクする展開が待っているのは嬉しいぞ。実話感ないけど。

それに本作の終始特殊部隊による少人数の戦闘は、スケールが大きすぎる全面戦争なMW2でもMW3でもない丁度良いスケールのCoD4時代の面白さを思い出す作りだ。
更に本作はなんと言っても前作と違って酔わない!あと吹き替えで字幕もある!グラフィックも非常に良く、今プレイしても古臭さを感じない。

そんな訳で本作は前作以上に終始CoD気分で楽しくプレイすることが出来た。
そしてメダルオブオナーシリーズは本作を最後に沈黙していだが、なんと最近8年ぶりの新作が最近発表されたようで…舞台は第二次世界大戦に戻り…え?VR化!?


DATA

メダルオブオナー ウォーファイター
発売:エレクトロニックアーツ
開発:Danger Close
対応ハード:Xbox360、PS3、PC
発売日:2012年
ジャンル:FPS




映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん