見出し画像

パリオリンピック開催中、女子レスリング53Kg級優勝:金メダルの藤波朱理選手の戦い方及び今後について考えた事!

2024年8月9日作成

REV6

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

各競技が続々と行われていますが、パリオリンピックも、もうすぐ閉幕です。

日本時間8月9日朝方にBSで該当の決勝戦がBSで放映されていました。(何故、地上波でなかったのかは取り合えず、置いておいて、表題の件を考えたいと思います)

実は、この決勝戦を紹介する地上波の朝の番組で、スポーツジャーナリストの方が、チョット気になることをコメントされていました。

その内容というのは、最近の女子レスリングのトレンドとして、男子のグレコローマン系の戦い方が注目・傾斜されているという事でした。

その理由としては、女子レスリングのコーチに男性がなることが多く、その男性コーチが元々競技していたレスリングがグレコローマンだからという事でした。

女子レスリングは所謂フリースタイルといわれ、グレコローマンとは攻撃できる範囲が異なります。

グレコローマンスタイルは上半身しか攻撃できないハズです。(フリースタイルは下半身も可のハズです)

視聴していた番組では、段違いの力の差を見せつけて、勝利した、藤波選手が当分、勝ち続けるのではないかと番組の中でコメントされていましたが。果たして本当にそうでしょうか?

スポーツジャーナリストの方のコメント通り、女子レスリング(現在はフリースタイルのみ)にグレコローマンの戦い方の要素が入ってきた場合、講師は藤波選手が苦戦するというか、怪我をされそうな気がしてなりません。

何故なら、グレコローマンスタイルは上半身しか攻撃できないため、俗にいう力技が中心と思います。

結果、藤波選手の特徴である、下半身へのタックルを力技で切るのではなく、潰すディフェンスが行われるのではないかと推測できるからです。

実際、当日の決勝戦の試合でも、藤波選手のタックルを上から、相手選手は抑えたり、潰そうとしていたように見えました。

体重が53Kg級なので、未だ何とかなっている様にも思えましたが、今後、グレコローマンスタイル系の守備の仕方を取り入れた選手が出てきた場合、藤波選手の様な相手選手の下半身へのタックル攻撃は上から潰されるような守備をされる機会が増える様な気がします。

そして、上から力で押さえつけようと守備をするので、当然、下の選手は相手選手の上半身の体重が掛かってきて、色々な部位(手首・腕特に肘、肩、腰等)を痛める可能性が高くなる気がします。

昔から、レスリングでタックルを切るという表現で守備が言い表されてきていたと思いますが、今後、グレコローマンスタイル風の守備が確立される場合は、タックルを潰すという表現の守備になるのではないかと予想されます。

この辺りを、今後、藤波選手には一考していただき、常勝レスリングの方法を確立していただきたいものです。(そうなってこそ、新(第二?)霊長類最強女子だと思えます)

八月になり、夏本番の日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?