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朗報?、人工赤血球という人工血液?の臨床試験を奈良県立医科大学が始めるとの一報!

2024年7月10日作成

REV11

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

表題の件、一瞬、”人工”との言葉に、凄いことが出来るようになったのだなと思いましたが、翌々内容を調べて見ると、人工と言いながら、原料に血液が必要と判り、”人工”の意味合いが半分になってしまった感じがしました。

但し、現在の献血された血液の内、赤血球をほぼ捨てることなく、完全に生かし切れる技術との理解を得ました。

何故かと言うと、現状、献血された血液は冷蔵で赤血球は有効期限が一か月と言われている様で、現状は使用されなかった血液の赤血球は廃棄されているのではないかと思われます。

この点で、今回の人工赤血球は一度生成すると、有効期限が常温で2年程、冷蔵では更に長く取れるという事の様です。

更に、人工赤血球は血液の型となる物質を除去している為、血液の型であるABO型に関係なく輸血できるという事です。

一応、この様に仕様的には結構、有益な技術と推察できますが、ただ、現状の実現時期が10年以内目標という事で、人工赤血球が実現するのはマダマダ先の事になりそうです。

尚、人工赤血球はヘモグロビンを新たな膜で覆うという事で、この点が、非常に注意点であるように思えます。

この膜が、通常の赤血球と同レベルで無い場合、赤血球自体が不安定化してしまい、血中で詰まるなど起きそうな観測です。

尚、インターネットで人工赤血球・人工血液を調べて見ると、結構、昔から研究されているようで、前述の事象・問題点は徐々に解決されつつある模様です。

今後、日本も人口減になっていくようですので、献血量も少なくなることが予想でき、献血された血液を完全に生かし切る技術や考え方は、今後の日本及び世界に有益なアイテムとなる様に感じています。

人工赤血球が常温で2年程管理でき、且つ、輸血するのに血液型を意識しなくて良いのであれば、救急車など色々な環境に、人工赤血球を配置して起き、怪我や事件などでの大量出血患者への緊急対応策として有効に機能しそうな予感がします。

果たして、本アイテムがどの様な結末を迎え、人類が血液の不足による、クリティカルな事象から解放されるようになるのか?継続してウォッチしていこうかと考えています。

七月になり、夏の暑さを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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