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新詰め将棋 その1:頭の体操:七手詰め挑戦開始!

REV10

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

今回より、七手詰め詰め将棋挑戦という事で、より実践的な詰め将棋の棋譜を考えてみたいと思います。

という事で、タイトルを表題の様に一新しました。

詰め将棋が通常の将棋と異なるのは、攻めて・守りての手を自分自身で全て考えて、詰め状態に至る道筋を明らかにする事です。

今回より七手詰めの詰め将棋を取り上げます。

五手詰めからだと二手増えるだけですが、詰め将棋の投稿を始めた頃の三手詰めから考えると、(三手*二)+一となり、三手詰めより倍以上の手数・複雑さになります。

尚、詰め将棋を始められる方は、詰め数が小さいものから取り組まれる方が良いと思います。詰め数が大きいと、その分、手筋が沢山ある場合が通例であり、容易には正解に行きつけない事があり得ます。

手筋というのは手数ではなく組み合わせの棋譜筋の数です。(詰み数が大きくなるとそれだけ手筋のパターンや方路が複雑化します)

では具体的な詰め将棋の棋譜を見ていきましょう。

講師自身自分で詰め将棋を作成する事もできますが、時間の関係で、引き続き、日本将棋連盟さんの”次の一手”という情報を引用させて頂こうと思います。

①詰め将棋問題その1(七手詰め)

今回より、より本格的な七手詰めにチャレンジしてみましょう。

状況:七手詰めです。持ち駒は飛・角・香の各一枚づつです。4四に歩、2五香の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が3二の位置にあり、4二と3四に各々歩、3一と1一に各々香、4一に金、2一に桂の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します

七手詰め問題その1

相手玉を4四歩と2五香で下及び右横に移動できない形の先手・攻め手のある意味優位構図に思えます。

但し、守り側も、金一枚、佳、香二枚の玉の周りの配置で簡単に崩せる形では無いように思えます。

特に4四の歩を如何に有効に生かして下へ玉が逃げれない様にしながら詰めるかだと思われます。

詰め数は五手詰めより二手多く七手詰めで、基本的な考え方は同じと思いますが、然しながら、詰め手数が七と五を超えているので、ジックリ手筋と駒配置・手駒等を確認・検討する必要があると思います。

以下、詰めに至る打ち手順です。

1二飛で王手

同香(1一香移動)

3三香打ちで王手

同玉

1一角打ち王手

3二玉

2二角成(馬)での詰みです。

以上の七手詰みです。

詰めに至るアイデアとしては、王手・王手で相手玉を翻弄して角道で4四歩を守りつつ王手をする打ち筋が秀逸と思います。

皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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