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新詰め将棋 その5:頭の体操:七手詰め詰め将棋

REV7

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

今回より、七手詰め詰め将棋挑戦という事で、より実践的な詰め将棋の棋譜を考えてみたいと思います。

という事で、タイトルを表題の様に一新しました。

詰め将棋が通常の将棋と異なるのは、攻めて・守りての手を自分自身で全て考えて、詰め状態に至る道筋を明らかにする事です。

今回も、より本格的な七手詰めの詰め将棋を取り上げます。

五手詰めからだと二手増えるだけですが、詰め将棋の投稿を始めた頃の三手詰めから考えると、(三手*二)+一となり、三手詰めより倍以上の手数・複雑さになります。

尚、詰め将棋を始められる方は、詰め数が小さいものから取り組まれる方が良いと思います。詰め数が大きいと、その分、手筋が沢山ある場合が通例であり、容易には正解に行きつけない事があり得ます。

手筋というのは手数ではなく組み合わせの棋譜筋の数です。(詰み数が大きくなるとそれだけ手筋のパターンや方路が複雑化します)

では具体的な詰め将棋の棋譜を見ていきましょう。

講師自身自分で詰め将棋を作成する事もできますが、時間の関係で、引き続き、日本将棋連盟さんの”次の一手”という情報を引用させて頂こうと思います。

⑤詰め将棋問題その5(七手詰め)

今回も、より本格的な七手詰めにチャレンジしてみましょう。

状況:七手詰めです。持ち駒は金一枚、銀二枚です。2二に角、6一に銀の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が4一の位置にあり、3四に銀、4四、2四、1三に各々歩の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します


七手詰め問題その5

相手玉が単独で4一にある種、簡単そうに思えますが、攻め側が銀と角しかない為、周到に用意しないと詰まない校是ウニ思えます。

持ち駒は金一枚と銀二枚の為、何とかなりそうな感触は有りますが、突き詰めが必要です。何故なら、銀・角とも利き筋が無い所があり、注意が必要だからです。(銀は左右の真横と真後ろ、角は前後左右)

元々の持ち駒も飛と歩しかない為、如何に相手玉を下に移動させずに詰められるかを考えれば、自ずと答えは出てくるような気がします。

詰め数は五手詰めより二手多く七手詰めで、基本的な考え方は同じと思いますが、然しながら、詰め手数が七と五を超えているので、ジックリ手筋と駒配置・手駒等を確認・検討する必要があると思います。

以下、詰めに至る打ち手順です。

3二銀打ちで王手

同玉

3三金打ちで王手

2一玉

3一角成(馬)で王手

同玉、馬取り

3一銀打ちの王手での詰みです。

以上の七手詰みです。

皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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