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新詰め将棋 その22:頭の体操:七手詰め詰め将棋

REV4

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

今回も、七手詰め詰め将棋挑戦という事で、より実践的な詰め将棋の棋譜を考えてみたいと思います。

詰め将棋が通常の将棋と異なるのは、攻めて・守りての手を自分自身で全て考えて、詰め状態に至る道筋を明らかにする事です。

今回も、より本格的な七手詰めの詰め将棋を取り上げます。

五手詰めからだと二手増えるだけですが、詰め将棋の投稿を始めた頃の三手詰めから考えると、(三手*二)+一となり、三手詰めより倍以上の手数・複雑さになります。

尚、詰め将棋を始められる方は、詰め数が小さいものから取り組まれる方が良いと思います。詰め数が大きいと、その分、手筋が沢山ある場合が通例であり、容易には正解に行きつけない事があり得ます。

手筋というのは手数ではなく組み合わせの棋譜筋の数です。(詰み数が大きくなるとそれだけ手筋のパターンや方路が複雑化します)

では具体的な詰め将棋の棋譜を見ていきましょう。

講師自身自分で詰め将棋を作成する事もできますが、時間の関係で、引き続き、日本将棋連盟さんの”次の一手”という情報を引用させて頂こうと思います。

⑳②詰め将棋問題その22(七手詰め)

今回も、より本格的な七手詰めにチャレンジしてみましょう。

状況:七手詰めです。持ち駒は金一枚と銀二枚です。4三に竜(角の成)、4四に香、3六に歩の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が2二の位置にあり、2一に桂、1一に香、2四と1三に各々歩の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します

七手詰め問題その22

持ち駒は金と銀ですが、棋盤上の攻め側の飛び道具は馬と香しか無い為、1の縦の歩の先に玉に上がられると、詰めにくくなると思います。

従って、香の縦筋を生かしつつ、相手歩の先に玉を行かせない様にする工夫が必要と感じます。

一応、銀が二枚なので、銀二枚で、旨く相手玉を誘導して、最後に金で詰めるというのが、思い浮かびます。

詰め数は五手詰めより二手多く七手詰めで、基本的な考え方は同じと思いますが、然しながら、詰め手数が七と五を超えているので、ジックリ手筋と駒配置・手駒等を確認・検討する必要があると思います。

以下、詰めに至る打ち手順です。

2三銀打ちで王手

同桂

3一銀打ちで王手

2三玉

3二馬で王手

同玉

2二金打ちでの王手で詰みです。

以上の七手詰みです。

皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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