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AFCアジアカップ、ノックアウトステージ第二戦、対イラン戦、日本男子サッカー代表1-2で敗退しベスト4進出逃す!

2024年2月5日作成

REV16

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

表題の試合の結果ですが、地上波でTV放送されたので、皆さんも、ご存じでは無いかと思いますが、如何でしょうか?

タイトル通り、誠に残念ながら、日本男子サッカー代表は、今回のAFCアジアカップをベスト8止まりで、終了となってしまいました。

一言で言うなら、相手のイラン代表は、FWのそれまで先発していた主力選手が前戦でイエローカード2枚でレッドカードとなり、出場停止でなっていた為、日本代表が有利との話がインターネット等で上がっていました。

逆に日本代表も不測の事態が起きており、何と、一人の代表選手が、個人的な問題で代表離脱が、イラン戦直前に決まってしまいました。

地上波のニュースで流れていましたので、皆さんも、ご存じかと思いますが、その選手というのは、伊東純也選手で、個人的問題というのは、女性問題です。

然も、どうやら、昨年の国内での代表選後の出来事の模様です。

ハッキリ言って、大事な時に何をやっているの?といいたくなりました。

何故なら、伊東選手は、現在、日本代表で攻撃の一翼を担う選手であり、負傷していて復帰してきている三苫選手が左の槍であれば、伊東選手は右の槍の位置にあった選手なのです。

結果、両国共に一名ずつ攻撃の担い手を欠いた対戦となったのですが、どうみても、イラン代表の方が引き出しの数、即ち戦術が数多くあり、優れていた様に感じました。

何故なら、前半は、概ね、力が拮抗した感じで進み、幸運にも日本代表が先制し1点先取しましたが、その後、直ぐか、少なくとも、後半からは、がらりと雰囲気が変わったと思います。

要するに後半に入ってからは、時間が経過した後、あるタイミングでは、全く前線にボールを供給できず、GKと複数のDFとで、ボールを回す事しかできていない時間帯があり、最近の男子サッカー日本代表の試合では見たことの無いほどの、何とも言えない・何もできない、日本代表のある意味情けない時間帯がそこにはありました。

その様に見えた・感じた要因の、一つは、後半は、イラン代表の対応が、全体的に?、少なくとも、重要な選手に対してはぼマンツーマンの守備の様になり(両サイドの選手にはマンツーマン、真ん中はやや開いている様な感じでした)、結果、ボールを持った選手が自由に動けない状態になっていた様に講師の目には映りました。

こういったシチュエーションは前半には無かった状況に思え、結果、イラン代表は戦術を変えて、点を取りに来たのだと思いました。

という事なのですが、点を取りに来たイラン代表に対して、逆に日本代表は、ある意味、なすすべが無かったように見えました。それは、ピッチ上にいる日本の選手の中で、ドリブルで相手陣営を切り裂いて、局面を変えることができる選手が出ていなかったからだと思われます。

そのプレーが出来るのは、負傷明けの三苫選手と、伊東選手では無いかと、講師には感じられます。

三苫選手はケガ後で無理が出来ない、伊東選手は代表離脱、従って、あの時点では監督含めベンチサイドでは恐らく打つ手が無かったのではないかとも思えました。

元々、スローイングでの長いボールや、奥く深くまでボールを蹴り込んでの、体力・体形差で勝負するという、日本代表が、未だ対応がキチンとできていない状況をイラン代表は数多く作っていた様にも見られました。

一度目の完全に崩されての失点は兎に角、その後、後半のロスタイム中にPKで2点目の点を失うまでは、結構、イラン代表の攻撃を防いでいたのですが…。

恐らく、このウイークポイントは日本代表は認識していたと思いますが、今大会内の短時間では対応方法が導き出せず、ストロングポイントである、ドリブルの早い選手で局面を作る・切り替えるというのが、そもそもの戦前の戦術だったのではないかと、推測します。

然しながら、三苫選手は途中交代できるまで、仕上がってきた様ですが、イラン戦の前戦から、伊東選手は騒動のせいなのか、出場されておらず、前半に有利な局面を維持できず、得点されて同点となった後に、交代で、局面を打開しようとしたようですが、残念ながら不発にとなった様に見えました。(前述したGKとDFとでボールを回すだけで前線にボールを送れない状態は、選手交代してからの状況であった気がしています)

あと、日本代表の中で、スピードと言えば、浅野選手を思いつきますが、前戦でシュートを何回も外していたので、後半の同点後の早い段階での投入は躊躇する状況だったのかもしれません。

更に、交代もMFからMFと、実施しており、意味がピッチ上の選手にに伝わりにくい気がしています。その後、MFからFWの交代をしていますが、時間が残り2分程の段階であり、意味が無いと思えます。最初のMFからMFは同点になってから12分前後経過してからの様でしたので、この時点で本来はMFからFWに変えて、点を取りのいくぞ!と言う意思表示を監督はすべきではなかったかと思われます。

そもそも、2点目の失点シーンを良く見て見ると、イラン代表選手の折り返しのゴールポスト真ん前に浮いたボールを、日本代表選手同士がもつれてしまい、浮いていたボールをヘディング等で左右どちらかのサイドやイラン代表側の方向に大きく出せず、足元に落ちてしまったボールを、イラン代表の選手が右足だと思いますが、単純にチョコンと合わせただけの状態だったところに、その足を日本代表の選手が自身の足で引っかけて、倒してしまい、PKとなっています。

何が、言いたいかというと、相手DFの選手はPKを貰いに来ていたフシがあるという事です。

要するに、この選手の、この時点での体の向きや、足の運び方が、ゴールポストから3メートル位の近い位置なのに左方向にずれていて、シュート体制ではない様に見えるからです。

事実、その後、PKを蹴ったイラン代表選手は別な方だったと思います。(PKを蹴ったのが背番号7番の選手で、PKを獲得したのは背番号13番の選手のハズです)

尚、記録を調べてみていますが、あの時点で、PKは認定されていますが、イエローカードは出されていません。本来、絶対的得点チャンスで相手選手をゴール前で倒したら、イエローどころか、レッドカードを出されても可笑しくは無いのではと思います。(試合は負けてしまったので、関係ありませんが、あの際にイエローカードやレッドカードがでていれば、当然、その後の展開も、例え勝っても次の試合に問題が起きかねません)

また、更に、何故、守りの人数を変えなかったのか?という点もあります。確か、ワールドカップでの試合で、ドイツなどのヨーロッパの強豪国に対して、後半、守備のシステムを変えて、結果を出せていたハズです。

中盤や前線の選手数を増やそうと思えば、普通に考えれば、守備の人数を減らすしかありません。尚、戦術的には、逆に守備の人数を増やして、守りを固めて、自陣のボールにした後、DFの選手が攻撃参加する事で、中盤、前線の人数を増やすという考え方もあるとの説明をインターネット上の動画で見ました。(なかなか面白そうなので、サッカーの戦術指南書を購入(別に一冊予約もしています)して読み始めています)

尚、敗戦で、案の定、監督交代、云々の話が出始めている様ですが、現時点での監督交代は、大きな間違いだと思います。

現在の監督である、森保さんだから、現在のビルドアップというチーム構築が可能なのであり、今ここで、監督を変えたら、元に戻ってしまい、折角レベルアップした日本代表の水準が後退しかねないと思います。

今回の事では、イラン代表もFWを一人欠いた状態、日本代表もMFを一枚欠いた状態なので、イーブンかどうかは別にして、何方の代表も、事前に想定していない事が起きたあとでの試合なので、イラン代表の方が上手だったという事だと思います。(2点目のPKを決めた選手のキックはGKの鈴木選手がほぼドンピシャで同じ方向に飛んで防ごうとしているのに間に合っておらず、目の透くような綺麗且つ完璧なゴールに見えました。要するに相手の方が旨かった・強かったという事だと思います)

従って、今回露呈した弱点を補強してもらって、次の試合、即ち、ワールドカップの予選に対して準備が正しくでき、勝ち進めるのかを見守るのが良いと思われます。

今回は、残念ながら、ビルドアップ式のチームでは対応しきれない事態となったので、その場合、監督がどう動かなければいけないかを考えて頂く良い機会と思えます。

何故なら、目先の一勝ではなく、今のサッカー日本男子代表はワールドカップの優勝を目指すと宣言しているからです。

尚、現在のJFAの会長の伊東選手の離脱に関する記者会見には、ハッキリ言って失望しました。何故なら、代表の選手たちが一緒に戦いたいと言ったのに、結局、離脱の決定を日本サイドで行いました。本当に選手を信頼しているのか?と思いました。

大人だから、試合後の行動まで云々と言われていたようですが、各選手を預かって代表の試合をさせているのに、全く、リスク管理できていない態度に開いた口がふさがりませんでした。

もし今回の事が代表の宿泊ホテルで起きていたのであれば、JFAの責任も問われて当然だと思います。勿論、別なホテルでも同様です。何故なら、完全に解散して、選手個々人が自宅などに戻ってから何か起きたのであれば、個人の問題で済みますが、代表として招集していた時の話であれば、まだ、JFAの管理下とみなされる気がします。(会社員の方が、通勤時、怪我をすれば通常、公傷になるのと同じに思います)

勿論、不用意な行動をしていたのであれば、伊東選手本人が責任をとわれるのは当然ですが…。(インターネット上のこの件での情報は錯綜しており、何が真実なのか、講師には現状見えてきません)

皆さんは、残念ながら敗戦となったアジアカップの該当の日本代表のサッカーの試合をご覧になられましたでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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