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2024年叡王戦第二局開催、どうした藤井八冠?第二局で早くも一敗目!

2024年4月21日作成

REV10

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

表題の件、第二局で伊藤七段が勝利を収め、藤井八冠が、今期叡王戦で一敗目となりました。

地上波のニュースでは、殆ど触れられていなかったように思いますので、ご存じの方はすくないかもしれませんが、藤井八冠が今期の叡王戦で一敗して、次局以降の巻き返しが待たれます。またこの敗戦で、タイトル戦の連勝記録も16連勝で一旦途絶える事となりました。

以下、第二局の詳細データです。

4月20日 第二局、対伊藤七段、87手で藤井八冠投了、残り*分(伊藤七段残り*分)、後手、角換わり

後手なので、元々伊藤七段が有利なのですが、87手とあまり多くない手数で、第二局は藤井八冠が敗戦となりました。

途中、オンライン中継を何度か見てみましたが、AIの表示している優勢判定が時折、藤井八冠が40%を下回る事が有り、オヤッと思った事もありましたが、次に確認した時は50%前後に戻していたので、いつも通り、これから勝ちに行くのかなと考えていたところ、再度1時間くらい経過してから、確認したところ藤井八冠の優勢判定が10%以下に急に下がっており、これは、負けてしまうのか?と思っていたところ、やはり、そのまま敗戦終局となってしまいました。

今二局で角換わりを選んだことを公開されている様な発言を目にしましたが、この辺は何度も対戦されている伊藤七段も同じ戦術な為、あまり、意味は何のでは無いかと思えます。

これで、2024年の叡王戦は1勝1敗の五分になりましたので、次戦で勝った方が3勝への王手を掛ける事になります。

恐らく、藤井八冠は全力で勝ちに行く気がしますし、先手番ですので、どの様な戦術で臨まれるのか、次戦が今から楽しみです。

今回、タイトル戦での連勝が途絶えて、且つ、叡王タイトル戦で一敗した為、次戦は力を入れ直して望まれるのでは無いかと思えます。敗戦後のコメントを見てもそれほど落ち込まれている様子には思えませんので、次戦での爆発的な強さを期待したいところです。

尚、伊藤七段とはこれで、対藤井八冠に1勝11敗1分の戦績の様ですので、今回、初めてタイトル戦で藤井八冠に勝利したという事で、むしろ、伊藤七段の検討を称える方が正しいのかもしれません。(ただ、依然として後10勝しないと5分に戻せないという事なので、ある意味、圧倒的な力の差があるのも事実かも知れません)

春ですが、急に温かくなり、雨風が強い日が続きそうな今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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