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月面着陸 無人探査機SLIM BY JAXA再々稼働の報あり!(地上波ニュースでは報じられていませんが)

2024年3月29日作成

REV13

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

皆さんは、表題のSLIMEの件、覚えておいででしょうか?地上波のTVニュースでは殆ど流れていない様ですので、ご存じない方が多いかもしれませんが、そのSLIMEが再度地上からの通信に応答をしたという事に様です。

SLIMEは元々、月面の気温変化に対応していないとの説明を目にしており、この点気になり、インターネットで月面上の温度の変化を調べてみました。

インターネットで確認出来る情報としては月面の温度は以下の通りの様です。

昼間太陽が当たっている時:110度

夜太陽がさしていない時:ー170度

どうやら、月面の温度差は昼間と夜とで280度もある模様です。

SLIMは所謂、通信を行う為の精密機器を備えており、110度などという地球上での沸点を超えるような環境と、水分が完全に凍るであろうー170度等という環境を生き延びるというか、機能が有効し続けるためにはどの様な機器の作成ポイントが有るのでしょうか?

素人には簡単には思いつきもしませんが、普通に精密機器を組み立てただけであれば、当然、一昼夜を超すことは不可能に思えます。

110度以上の状態から、ー170度まで冷やされれば、湿気が有れば当然、凍結してしまうでしょうし、真空で湿気が無いとしても、280度の温度変化は精密機器に相当なダメージを与えるように思えます。

JAXAは一体どのような要求仕様で、SLIM本体と、他の二つの小さなアイテムを制作或いは納品させたのでしょうか?

通信は、SLIM本体のみでは行えず、SLIM本体以外の小さなアイテム機である中継器が機能して初めて、地球上との通信が初めて可能になる仕様のハズです。

もう一つのSLIM外活動球体も動作している様で、再びカメラ映像も追加で入手でできている模様です。

一応、インターネットニュースでは、3月27日にJAXAがSLIMの通信再稼働を確認したと明記されていました。

現在の確認状況では、使用していないバッテリー機能や温度センサー等の問題・不調が確認できている等、やはり、昼夜280度の寒暖差は確実にSLIMにダメージを与えている様です。

尚、同じ説明で、月面の昼夜は二週間に一度入れ替わるという事の様です。

現状は二度にわたり月面での昼夜を越して機能している為、設計性能を上回って機能していると説明されています。(論理的にはあり得ない気がしますが…?)

三月末で、春近くながら、薄着をすると依然寒く感じる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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