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2024年、王位戦開幕、藤井七冠、第一局は千日手後の指し直し局を逆転激勝して、先ずは一勝!

2024年7月8日作成

REV14

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースで、王位戦の第一局開催が触れられていましたので、ご存じの方もおられるかもしれません。

表題の件、第一局で藤井七冠が勝利を収め、藤井七冠が先ず先勝されました。王位戦タイトル防衛に幸先良いスタートを切られたと言う感じでしょうか?(千日手後の指し直しでの激勝で気運UP?感想戦でご自身の負け筋を説明されていた様で、ほぼ負け状態からの大逆転勝利だった様です。見ている方も外の気温の暑さと共に大変に疲れた気がしますが…。相手の渡辺九段は相当にショックだったのではと思われます。)

以下、第一局の詳細データです。

7月6日・7月7日 第一局、対渡辺九段、136手で渡辺九段投了、残り1分(渡辺九段残り1分)、先手/後手、居飛車力戦、相掛かり

千日手からの同日中の指し直し局というのを講師は初めて見ました。また王位戦は引き分けは次局への持ち越しでは無く、同日再試合の完全決着ルールと初めて知りました。

指し直し局の時点で、残り持ち時間が渡辺九段に対して1時間超藤井七冠の方が少なかった為、超不利だと思い、ハラハラドキドキしながら推移を眺めていましたが、その後、両者共1分将棋となり、最後は藤井七冠が勝利しました。

この間に一時期、AIの優勢判定が渡辺九段に6割以上の数値で傾いていたので、初局は黒星かなと思っていましたが、差し直し局開始早々は藤井七冠は50分位の残り持ち時間だったと思いますが(渡辺九段は2時間10分位だったと思います)、初めから高速指しを行ったのか、いつの間にか2時間以上の残り時間を有していた渡辺九段の持ち時間がドンドン減っていき、ついに、藤井七冠とほぼ同じ残り持ち時間となり、最終的に両者1分将棋の早指しの戦いとなりました。

最終局面でも、結構、渡辺九段に攻め込まれて、不利な駒交換など強いられていましたが、冷静に差し手を続けられ、最後には渡辺九段の投了を呼び込みました。

かなり、差し直し局は、不利な始まりで且つ、先手から後手に藤井七冠は変わったので、基本的に全てが不利な状態なのに、良く勝てたなと言う感じでした。

第一局で、千日手からの指し直しで完全な不利な状態からの反転勝利で、体調などで息切れしなければ、このまま、連勝して負けなしでのストレート防衛となるかも知れません。(講師はハラハラドキドキして見ていましたが、映像に映る藤井七冠は冷静そのものに見受けられました)

兎に角、絶対的に不利な条件を、ものともせず、勝利をもぎ取るあたり、強い藤井七冠が戻ってきたのかもしれません。

因みに、王位戦は残り持ち時間の計測が、チェスクロックではなく、ストップウオッチでの時間計測だった様ですので、1分未満の時間が余分に+されている様な状態なので、1分将棋の早指しも、あまりプレッシャーに藤井七冠は感じていなかったのかもしれません。

今後が俄然面白くなってきました、果たして、この勝利が吉と出るのか、それとも…?

次局の第二局は7月17日・7月18日に開催される模様です。

七月になり、夏の日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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