19歳、ホームレス記録。【2020/1/9】

ホームレスを初めてから1ヶ月がたった。

初めの1週間は毎日違う生活をしていた。今日生きるのに必死だったし、明日生きれるかも分からなかった。1か月後には死んでいる覚悟もしていた。

次の1週間はある程度勝手がわかってきて、心に余裕が出来てきた。その分、眠る場所がない、とか、食べるものがない、とか、お風呂に入れない、とか、そういうことよりも、独りでいる寂しさがより大きく感じられるようになった。

3週目には生活リズムが定まった。昨日した生活を今日もする、今日した生活を明日もする。家があるのと変わらない、そんな毎日の繰り返しが始まった。そして、未来について深く考えられるようになった。向こう1週間この暮らしを続ければ生きることができる、と分かれば、今度は1週間この生活を続けていいのか、もっと有意義に過ごせるだろう、と思うようになった。有意義な時間の使い方を考え、実行するようにもなった。

4週目は、過去を振り替えれるようになった。この1ヶ月、助けてくれた人、助けられた事、過ごした時間、経験、感覚、独りでいた事。

この生活をいつまでも続けるつもりは無い。それこそ初めの1週間は毎日学ぶことの連続だった。この3日は何も学べていない。新しい経験も発想もない。もうこの生活で自分が成長できるスペースは使い果たしたのだろう。

1ヶ月。5週目。新しいことをしようと思う。成長することを終わらせないために。何日も同じ暮らしをするのは、どんな暮らしだろうと価値はない。さて、何をしようか。

イランに行こうかな。今、行けるのかな。行けるなら行こうかな。ぱっと思い浮かんだだけだけど、イランか、。

まぁ、日本のド田舎か、海外が、行きたい、かなぁ、ただ漠然と、、そう思う、

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