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音楽関係

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ビートルズ、ストーンズなど。たまに邦楽も。
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#ローリングストーンズ

【レコード】ベガーズ・バンケットのレコードが手に入ったぞ!!!!!

 「ローリング・ストーンズのアルバムで一番何が好き?」と聞かれると、すごく迷うのだけど、やっぱり結局はこの『ベガーズ・バンケット』(1968)が好きだ。時には浮気することもあるが、結局ここに戻ってくる。  1968年といえば、ビートルズが『ホワイトアルバム』を出した年である。前作の『サージェント・ペパーズ』とは異なり、コンセプト性を失っている。良作揃いだが、やはり統一感には欠けていた。それがいいポイントでもあるだけれど。  一方でライバルのストーンズは、むしろ統一性を少な

映画『マイ・ジェネレーション』/可能性に満ちた「若さ」の街。

 ずーーーーーっと観たかった映画!!  『マイ・ジェネレーション』をついに観ました!!!  本作のあらすじです。(映画.comより引用)  「スウィンギング・ロンドン」というのは、「1960年代のロンドンで生まれた、新たな若者文化。音楽やファッション、映画やライフスタイル」のことを指す。ロンドンは60年代には、間違いなく世界で最もクールで、夢見る若者がこぞって集まった街だったのだ。  この映画はその時代を彩った複数の才能ある人物たちが登場する。聞き手・プレゼンターは、

最低な映画で、最低で最高な男、ブライアン・ジョーンズのことを知る。

 昨日、"The Swinging 60's : The Rolling Stones"というドキュメンタリーを観たんですよ。この前ツタヤに行ったときに、中古DVDで300円だったので買ってみたんです。  店頭で見つけたときは「あ!!ストーンズじゃん!!」と思って何も見ずに買ってしまったので、見るまで詳しい内容とかは知らなかったんですが、実はこれ、バンドの歴史というよりかは「元メンバーのブライアン・ジョーンズの半生」というのが主軸だったんです。  ブライアン・ジョーンズと

1964年にローリング・ストーンズがサイケっぽいことをやっていた。

 最近はストーンズは初期ばかり聴いているんだけど、今まで聴き流していた曲ですごくおもしろいものがあった。  それがBo Diddleyのカバーの"Mona (I Need You Baby)"という曲。  この曲、さっきも言ったように元はBo Diddleyというブルースシンガーのものでストーンズはすごく良質なカバーを提供している。  個人的には原曲よりもずっとずっといい出来だと思う。  オリジナル版では、ギターのトレモロによる音の"揺らぎ"みたいなものがすごく抑えめ

僕の人生を変えちまった、罪なアルバム9選(後編)

 さぁさぁ後編です。  前編はこちらから!  最近、大学では最終レポートラッシュが続いていまして、本当はこんなことしている暇はないのですが、いかんせんnote狂でありますし、唯一続いている日課なのでどうしても中断したくないのです。まぁ文章書くの好きだから、大学のレポートもそんなに嫌ではないんだけど。  そんなことはどうでもいい、さっそく始めます。 5.Green Day: "Dookie" (1994) この"Dookie"がなかったら、今のアメリカのロック業界は鼻に

【駄愛倶楽部】ローリング・ストーンズ/『サタニック・マジェスティーズ』

 さぁ、はじまりました。  おなじみ、「駄愛倶楽部」の日ですよ!!  え、知らないって??だって今日が初回ですもの。  「駄愛倶楽部」とは、「駄作を愛そう倶楽部」の略。音楽でも映画でも「駄作」と称されているものがあるじゃないですか。それは世間一般からの場合もあれば、ファンからの場合もあれば、製作者自身の場合もある。  駄作と呼ばれるくらいだから、中身が酷いんだろうと、外部の人は思いがちである。見ようと思っていた映画が「それ駄作だよ!」なんて言われていた暁には、見たくな

魅惑の1960年代ロンドンロックの世界へようこそ。(Part 1)

 僕が60年代の音楽を聴くようになったのは、高校生のころだ。  以前の記事で何度も何度もウザいぐらい、ビートルズやジョン・レノンとの遭遇については書いてきた。つまり、それぐらいの衝撃であったということだ。  ビートルズの衝撃の後、僕なりに彼らと”同期”のバンドを探す日々がそこから始まった。当時の僕の「ググる力」など今に比べたら、本当に酷いもので、50年代のエルヴィス・プレスリーの音楽に影響を受けて~とか、ロックはプログレ、サイケみたいなジャンルに複雑化していって~みたいな

レコードコレクター大学生の、年末爆買い記録。

 ただ今、実家がある札幌市に帰ってきています。  昨日は、フリーな時間があったのでレコード屋巡りに。  僕は去年からレコードコレクターとしての人生という茨道を歩み始めているのですが、大学がある長崎市にはレコード屋が一軒しかないため、ほしいものはすぐに売り切れたり、そもそも入荷されない場合もよくあります。  つまり、レコードコレクターとしてはかなり歯がゆく、欲求不満な毎日を送っているということです。  まぁ、別に頻繁に買ってしまって生活金がなくなって、アパート前の水たま

イケメンよりもセクシーの方が惚れるでしょ。(ローリング・ストーンズの写真集の話)

 今日、何気なくTwitterを見てたら、こんなニュースが。  泣く子も黙る、イギリスの伝説的なロックバンド、ローリング・ストーンズの元ベーシスト(在籍期間:1960~92)、ビル・ワイマンがずーっと撮りためていた写真が、一冊の本になって出版される。  僕はローリング・ストーンズが大好きだ。  ビートルズを好きになった者は、絶対に一度は遭遇して、そこから好きか、好きじゃないかっていう分岐に立たされる。そして、僕はストーンズのファンになる道を選んだ。  ストーンズとビー