一生涯現役ホストの戯言 #2

無事1人の女の子をホスト業界から送り出してから…

ホストクラブ第三世代と言われた時期だった頃に売れ始めてきた自分…

余談ですが…
第一世代→愛田武さん『愛本店』
第二世代→頼朝『トップダンディー』
第三世代→城咲人『愛本店』
それぞれの時代のカリスマホストたち‼️
※諸説あるのであくまで主観ですが…

話しを戻します…

目的を達成した達成感!
他のバイトよりも時間が自由になりバンドに使える時間が増える事からいつからか大嫌いだったホストが本職へとなりつつあった…

2022年現在で約300店舗ほど歌舞伎町にホストクラブがあると言われて居て
当時2000年頃で僕が覚えてる限りでは30店舗あったかどうか…
単純計算で今より100分の1と言う事はそれだけ競争率も少なく今よりも若く変な自信と勢いもあった自分は売れるまでバンドの傍らと言っても時代が合ってたのかそうそう時間は掛からなかった

当時はここまでネットの普及もなく女の子がお店を探すとしたら向こうから『どこのホストさんですか?』って言う逆ナンパ状態もあったり
携帯のメールもなければインターネット環境も全然でホストの宣伝と言えば雑誌やスポーツ新聞などなど…

歌舞伎町の街並みも今で言うゴジラストリートは夜から朝まで人が絶える事がなかったですねー

まさにアジア1の歓楽街
『眠らない街』
ここに有りでした

毎日名刺を片手にキャッチに明け暮れて居たらいつしか歌舞伎町ではちょい知られる存在に…

まぁ小箱でそんなに人数が居るお店ではなかったので気付いたら半年後位にはNo.3位内には入る立場になって居た…

そこから程なくしてNo.1も獲得して若気の至りで少しの勘違いが始まる…

そもそもの始めるキッカケの目標達成して
気付いたらお金も貰える様になりホストと言う職業が楽しくなって来ていた

売れてるとこには人が集まって来るものでナンバーも安定で1番を落とさなくなってきていた
俗に言う初めて行って味もまだ分からないラーメン屋とか行くと券売機にイチオシ‼️とか一番人気‼️って書いてあると取り敢えず試して見るあれですねー
ダメならリピートしない!ってホストも同じで自分が商品なので…
それでナンバーも意地で落としたくないと言う事でここから実力派も中身もない中途半端なオラオラ営業を始めていく事になる…

会話も面白くないし根本始める時に決めた女性を騙したくないって事は変えずに色恋やマクラはやらずに『今すぐ来ねーなら知らねーぞ!』的なスーパージャイアニズム営業!
接客中もいま思えば酷い感じの物言いで…
お客様一人一人に向き合った事があったのかな?
理想と現実?
いま思えばあれで売り上げを上げれて居た事にビックリするし恥ずかしさも沸いて来る位です

でも安いチェーン店のラーメン店並みの知名度と顧客ゲットは上がって行ってた

そんな事から天狗勘違い期へと…

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