村上春樹「1Q84」

読み終えた。長い。文庫本6冊は本当に長いと思う。やっと次の本が読める。

1番初めに文句をつけてしまいましたが、この作品は本物のラブストーリーです。

"とてもロマンチックだ。"

青豆、そして天吾が1984年とは別の世界である「1Q84年」の世界、あるいは猫の町に -誰かに招き入れられたのか、自ずとなのか- 入り込んでしまい、そこで起こる(起こす)事件や謎の現象に翻弄され、それでも運命を信じた2人のお話。
青豆と天吾が「1Q84年」の世界に迷い込んでしまったには訳があり、その訳こそ「1Q84年」の世界から生きて脱出する為のたったひとつの手段。運命の再会を果たすことこそが。

牛河の殺され方の描写やばいっすね、、、今度バイオレンス物のお話を読んでみようかと思うほどには。

村上先生、約4ヶ月もの間僕を「1Q84」の世界に連れて行ってくれてどうもありがとう。

普段見慣れているはずの景色が今日は変わって見えたらあなたのいる世界ももう「2020年」とは違う世界なのかも知れませんね。ようこそ。帰れなくなる前に猫の町から出て行った方がいいですよ。

ふたつのつきにきこえないように

リトル・ピープルにばれないように

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