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有料記事まとめ

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noteで「18歳以上用」と判断された記事を有料化しました(1記事:100円)。 それらをまとめたマガジンです。 10記事以上すでにあるので、こちらのほうが絶対にお得。
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#小説

第56話:それは「不倫」か「婚外セックス」か?

 精神的に潔癖症だったり、ある種の平和な人間関係のなかで生きてこられた人間は「何を言っているんだ?どちらも同じじゃないか」としか思わないだろう。ただ、それを敢えて違うものだといわせていただきたく、今回はテーマに選んだのである。いくら情報を提示したところで、「倫理的によくないとされているものだ!」としかとらえられない人種がいることは重々承知のうえで、ある。 「不倫」と「婚外セックス」の定義 今回は以下のように「不倫」と「婚外セックス」を定義しておく。 「不倫」恋愛感情ありき

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第32話:好きになりたくないから、ゴムをつけて

 コンドーム、通称「ゴム」。避妊のためだけでなく性感染症(性病)を防ぐために用いられる現代文明の塊。最近はラテックス製もあるけど、「ゴム」と呼ばれるソレは果たして本当に避妊と性病予防のためだけに使われているのだろうか。 結論から言ってしまえば、わたしはそうは思わない。「恋愛錯覚」予防も兼ねている、というのが持論だ。恋愛錯覚、恋愛していると錯覚すること、勘違いすること。これはわたしの造語だ。  ツイッターのタイムラインを眺めていたら、ある風俗嬢の方のツイートが目に飛び込んでき

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第31話:アプリメンズの副音声について本気出して考えてみた

 コラムのタイトルを考えるのがたのしい、という人は一定数いるんじゃなかろうか。何かに名前をつけるのがたのしい、という気持ちは対象がコラムでなくても起こりうるものだろう。小説の名前とか、音楽の名前とか。わたしは登場人物の名前を考えるのもたのしいので、コラムを一本書くのは楽しいことだらけだ。 今回のタイトルに限らず「なんとなく今あるものを文字って名前をつける」ことが、ままある。今回は完全に、ポルノグラフィティさんの『幸せについて本気出して考えてみた』のそれである。過去のもの、これ

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第27話:セックスをデトックス

おこもり期間はデトックス向き? この4月は気軽に外出できそうもない。外食でさえ非国民のような扱いを受ける状況になってしまったのだし、致し方ない。なので、せっかくだし読書や映像鑑賞のインプットには勤しみつつ、普段デトックスしにくいものをデトックスしようと思った。 わたしが日常から排除にしくいもの、カロリーとセックス。アルコールは実はそんなに気合を入れるほどでもない。ただ、カロリーとセックスは遠ざかると禁断症状が出るというか、ストレス解消のためにすぐに手を出してしまうというか。

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第23話:バカとはセックスしたくない

 出会い系アプリに登録しておよそ2週間が経過した。チャットが続いているオトコが数人、実際に会って話したオトコが2人、イイネしたオトコは数えてもいない。マッチング(つまりわたしもオトコもお互いにイイネした状態になった)以降のオトコの言動をみて楽しみつつネタ探しをしているわけだが、飽きつつもがんばって数をこなしているとオトコ側の思考や言動の傾向と、それに対するわたしの思考の傾向が見えてきた。 ものすごく端的に言えば、「バカとはセックスしたくない」。これに尽きる。  過去に何人

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第21話:話す×聴く≒セックス?

 セックスのあしらいが上手な女性を表すことばとして「床上手」があるのに対して、男性には該当することばがパッと思い浮かばないのはなぜだろう。ABBAの「Honey Honey」で❝you're love machine❞と見かけるくらいだろうか。程よい日本語を求む。  さて、「聞き上手はモテる」なんて情報がわりと定着している昨今だが、わたしはそれを半分正解で半分間違いだと思っている。わたしのなかで「聞き上手」とは、話を聴くのが上手いだけでなく、そこから相手にとってベストに近い

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第20話:セフレの条件

 出会い系アプリでの出会い、なかなか悪くないんじゃない?と思ったのは、彼のようなオトコもいるからだろう。まだ画面越しの出会いではあるが、またひとりの若いオトコと出会った。名前は考え中。 彼とチャットを重ねる内、「キャリ子さんのセフレの条件って何ですか?」と訊かれ、パッと提示できなかったわたしは改めて考えることにした。  まず、わたしがパっと思い出せる範囲で致したオトコをリストアップし、顔・身長・手など外見の要素や、ABCのほかセックス最中のテクニックなどの項目をピックアッ

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第18話:フリーセックスは無料セックスにあらず

 恋愛感情が迷子で性欲だけはあるわたしとしては、フリーセックスは非常にありがたいものだ。フリーセックス。SATCではサマンサがそのクイーンの座を譲らない。キャリーもミランダもシャーロットもしているのに、サマンサだけがフリーセックスをしているようで、サマンサこそが「ミス・フリーセックス」のように思える不思議がある。  そもそも「フリーセックス」とは何なのか?主な意味は「性別からの解放」であり、ジェンダーフリーに相当する。日本では、平たく言えば「不特定多数とセックスする」ことと

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第15話:モテは演出なのだ。

 出会い系アプリをダウンロード、会員登録をし、現在わたしは刹那的にモテている。ここでいうモテは「異性からのアプローチの多さ」と定義する。そう、モテるのだ。アプリの中だけでいえば、モテてしまうのだ。実生活では全然モテないわたしが、なぜ、今回モテることができたのかを考えてみた。

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第14話:会話ができないオトコは、セックスもできない

 ネタ探しのために記憶を整理するだけでなく、情報収集も必要だとその名もずばりな官能小説『SEX』を購入して読んでみた。 作中に出会い系アプリを使用するシーンがあり、なかなか印象的だったのでそれに倣って同アプリをインストール、会員登録して男漁りをしてみた。顔をはっきりと見せているわけではないのに驚くほど反応がある。「セクシーだ」「美人そうだ」というお世辞をかわしながらメッセージのやり取りをしていると、過去の経験も併せてある一定の法則が働いているような気がした。

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第8話:満足セックス

満腹と満足は違う 最近あるツイートを目にした。「満腹と満足は違う」という内容だ。なんでも、胃の中を満たした状態が満腹、心を満たした状態が満足。満足を得ていない状態では食べ続けてしまうのだとか。 正直、ここ数か月ずっと食生活が乱れに乱れている。自分で料理をすることは減り続け、外食がほとんどになりつつある。ひとりで食べる食事はただ食べ物を体内に入れる作業になってしまっている。好きなものを食べて満腹になったはずなのに、物足りない、そう満足できないことが増えた。 そんな中、「これ

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第2話:「したい時は俺から連絡するから大丈夫だよ^^」

 さて、今回のタイトルを読んで女性諸君の頭の中にはどんな考えが浮かんだだろうか。健康な思考回路をしているのであれば、「それはなに、つまり、『普段は連絡するな、俺が連絡したら応じろ』ってこと?」と相手からのメッセージの真意をすぐさま導き出し、そのひどさと上から目線具合にうんざりしたり、わたしのように腹を立てることだろう。もし万が一、「そっかぁ、忙しいよね。でも、時間ができたら連絡してくれるつもりなんだ!」なんてお花が満開に咲いた脳みそをしているなら、率直に言おう。目覚めなさい。

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第1話:セックスとキスを抱き合わせにしないオトコ

 「セックスがしたい」というオトコはいても、「キスがしたい」というオトコはそうそういないんじゃないだろうか。加えていうなら、「セックスはするけど、その最中にキスはしない」というオトコがちょっと多すぎやしないだろうか。そもそも、わたしの数の数え方は「1、2、いっぱい」なので、この話題の該当者は少なくとも「わたしが出会ってセックスしたオトコの3人以上」ということになる。ダーツバーのアルバイトにクリエイター、そして同僚…よし、これで3人揃った! もちろん、「キスから入って、キスを

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