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【小説】ある喫茶店にて

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オリジナル小説『ある喫茶店にて』をまとめてあります。
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【目次】ある喫茶店にて

序章第一章「カフェオレボウル」1.何も考えたくない人のためのおまかせメニュー 2.大き…

東京キャリ子
4か月前
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【小説】図書館-5【ある喫茶店にて】

「ふーっ。背中ガバキバキ言ってる……。ああああ。」 無事に本を読み終えたオレは思い切り背…

東京キャリ子
4か月前
1

【小説】図書館-4【ある喫茶店にて】

受け取ったコーヒーをさっそく飲んでみると、ハワイ・コナはなんともさわやかで読書が捗りそう…

東京キャリ子
4か月前
4

【小説】図書館-3【ある喫茶店にて】

翌日、朝兼昼ごはんを済ませて、オレはまたあの喫茶店へ向かった。 昨日とは別の本を持って、…

東京キャリ子
4か月前
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【小説】図書館-2【ある喫茶店にて】

まずはコーヒーを少しだけ口に含む。 火傷をしないように気を付けながら味わって飲み干すと、…

東京キャリ子
4か月前
5

【小説】図書館-1【ある喫茶店にて】

「では、返却は二週間後までにお願いします。ありがとうございました。」 事務的に必要事項が…

東京キャリ子
4か月前
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4月の店主日誌【ある喫茶店にて】

今月の簡単な振り返りは……。 客入り、多い。 売上、まあまあ。 所感、リピーターになりそうな人が多かった。 細かい金勘定は、別紙を参照。 細かい振り返りやデータ算出は後でいい。 とにかく今感じているものを書いておくのが大事だ。 肌感とか体感とか、人によっては温度って呼ぶのかもしれない。 ともかく、数字や事実的なものではなくて私の主観を残しておくこと。 これが、その月の締めくくる大切な儀式になっている。 手帳を閉じたのと同時に、「儀式は終わったー?」とのんきな声が聞こえてくる

【序章】店主のはなし【ある喫茶店にて】

いらっしゃいませ。 こちらのお席へどうぞ。 今は混んでいるので、注文は10分後に聞きに来ます…

東京キャリ子
5か月前
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【4月の第一週】ひみつきちのはなし【ある喫茶店にて】

「はあぁ。」 うららかな日っていうのは、今日みたいな日のことをいうんだろう。 暖かくて、か…

東京キャリ子
5か月前
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【4月の第三週】ひみつきちのはなし【ある喫茶店にて】

カフェオレボウルは取り置きしてもらうことにして、その場ではお金を払うだけに終わった。 こ…

東京キャリ子
5か月前
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【4月の第四週】ひみつきちのはなし【ある喫茶店にて】

「ありがとうございます。またどうぞ。」という声に見送られてお店を後にする。 小道を戻って…

東京キャリ子
5か月前
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