【ミシン紹介】アンティークミシン 70年前の英国製ミシン「シンガー15K88」
こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😉
本日は、とっても素敵なアンティークミシンのご紹介ですよ~
【シンガー 15K88】
黒いボディにゴールドの模様が美しいこちらのシンガーミシン。
なんと70年以上前の英国製のミシンなんですよ~♪
つい最近まで使われていたとのことで、お手入れをしながら長年大事に使われてきたことがわかりますね~
付属品も歴史を感じますね✨
このレバーを操作して糸目の長さを変えることができます。
またレバーを上に上げることで、返し縫いも縫えますよ!
ロゴも素敵です✨
糸目の長さを変えて直線を縫ってみましたが、とてもきれいな縫い目ですね。
ミシン本体に、「MADE IN GREAT BRITAIN」とあります。
イギリス製ですね~
シリアルナンバー EH913354
今回この番号を元に、シンガーミシンのサイトで何年前のミシンなのか検索してみましたよ😁
いつのもの?どこのもの? | ミシンを選ぶならシンガーミシン|愛されて170余年 世界のトップブランド (happyjpn.com)
このシリアルナンバーは、1953年、スコットランドのクライドバンク工場で作られたものだということがわかりました!型式にある「K」はクライドバンク工場の「K」ということのようですよ~
1953年というと、昭和28年、戦後まもない中、国産の家庭用ミシンがようやく販売され始めた頃ですね~
今回のミシンは、この時代の足踏みミシンでは定番の「15型」や「15種」と呼ばれる、半回転釜ミシン。
ミシンのデザインや基本的な構造は当時の日本初の国産ミシンHA型と似ていますよね~
当時は海外製のミシンもかなり流通していたものと思われますね。歴史を感じます✨
外観や構造は当時の定番のHA型とよく似ていますが、このミシン、他とは異なる特徴的な点があるんです。
それはこのボビンケースを見るとわかります。
左が今回の「15K88」のもの。右が当時の一般的なボビンケース。
ツノの向きが違うのがお分かりになるでしょうか?
糸を掛ける向きも違うので、なんだか不思議な感じがします😅
そして驚きなのが、針の向きも糸を通す向きも逆ということ。
平らな面を左側にして針が取り付けるので、糸も必然的に右から通すことになります。
ちょっと特殊なミシンですよね~
年代物の取扱説明書もついています。
中身は英語でした~💦
一部日本語の冊子みたいなものが入っています。
今はあまり見ないような押えも付いていて、これはリボンなどを縫い合わせたりする際に使うようですよ~
こんな感じでしょうか?
今回使い方がよくわからず、なかなかうまくいかなかったので、また機会があったらご紹介したいと思います!
他にもこのようにギャザーを寄せながら縫うための押えなどもあります。
いかがでしたでしょうか?
今回は70年前のイギリス製のミシン「15K88」をご紹介させて頂きました✨
とっても状態がよく、ミシンをさわりながら歴史に思いをはせちゃいました😅
アンティークミシン、大事に使われてきた歴史の重みがありますよね。
とっても素敵なミシンでした。
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