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【ハンドメイド情報】家庭用ミシンと職業用ミシンの違い

こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😊

ミシンにはさまざまな種類がありますが、中でも「家庭用ミシン」が一般的にはよく家庭で使われているミシンです。

家庭用ミシンで、よく縫い物をされる方の中には、「職業用ミシン」というミシンを聞いたことがあったり、買い替えを検討される方もいらっしゃいますよね。
「職業用ミシン」と聞くと、仕事でお洋服などを縫うようなプロの方が使うミシン?と思うかもしれませんが、厚地を縫われる方や最近ではハンドメイドをする方で使っている方が増えています。

今回は、その「家庭用ミシン」と「職業用ミシン」との違いについてご紹介したいと思います。

【家庭用ミシン】


これ1台で裾上げや小物作りから本格的なお洋服まで縫うことができるのが、家庭用ミシンです。
縫うのに必要な、直線縫いやかがり縫い、ボタンホールなどの基本的な機能が揃ってくれています。
機種によっては、模様縫いや文字縫いができたり、自動糸切機能などがついているものもあり、さまざまな使い方が出来るミシンです。


価格も1万円台から何十万もするものまで幅広くあります。
軽量のコンパクトタイプもあり、ミシンの出し入れや、持ち運びも楽ですよね。

釜のタイプも、水平ガマが主流なので、ボビンケースに入れたり、下糸の調整なども必要ありません。



操作は、手元のスタートボタンを指で押して操作もできますし、フットコントローラー取り付けて、足でペダルを踏んで操作することもできます。
糸調子も自動のタイプのミシンも多いので、初心者の方でも使いやすいです。

ミシンによって、さまざまな機能がついているので、自分に合ったミシンを選んでもらうといいと思います。
ミシン1台で、いろいろな縫い方ができるので、とても楽しいですよね。


【職業用ミシン】


職業用ミシンは、なんといってもパワーやスピードが違います。
また家庭用ミシンと最も異なるのは、直線縫い専用という点。
職業用という名の通り、プロレベルのパワーと縫い目の美しさを兼ね備えています。
薄地から厚地まで安定した縫い目で縫うことができます。

職業用ミシンでは、直線しか縫えないので、端かがり専用でロックミシンも持っている方が多いです。
ボタンホールを縫いたい場合は、プラスで家庭用ミシンも持っておくか、ボタンホールだけ手縫い、または専門のお店にお願いすることになります。

釜は垂直ガマ。ボビンケースに下糸を入れてセットして使います。
ボビンも家庭用ミシンのボビンとは異なる金属製の薄いボビンを使用します。



針も、家庭用針と工業用針、機種によって異なります。
糸調子は自動ではないので、縫う生地の種類や厚みによっては調整が必要にはなります。

また、職業用ミシンはフットコントローラーを使用して操作するので、縫っている間、両手が自由になり、縫うことに集中できます。
ひざ上げレバーを使用すると、押えの上げ下げもひざで行うことができますし、さらに自動糸切機能がフットについている場合は、ほとんどの操作で手を使わなくて済むので、縫う時の作業効率が非常にあがります。


他に家庭用ミシンと異なる点は、機種によっては革も縫えるということ。
家庭用ミシンでは難しい20番の糸も使用でき、革や帆布などを美しい縫い目で縫うことが可能です。

また職業用ミシンは厚地だけではなく、薄地もきれいに縫うことができます。
家庭用ミシンの針穴が、横に広いのに対して、職業用ミシンは直線専用なので針穴が小さく、薄い生地でも針穴に食いこんだりせずにきれいに縫うことができるんです。

家庭用ミシン針穴
職業用ミシン針穴

パワーとスピードと縫い目の美しさ。
シンプルに直線を縫うことに特化しているのが職業用ミシン。

1台で直線縫いからかがり縫いボタンホールなど、さまざまな縫い方ができるのが家庭用ミシン。
価格もお手軽なものも多いので、初心者のかたにはやはり家庭用ミシンがおすすめです。

家庭用ミシンでは、縫う厚みやパワーが物足りないなと思ったら、職業用ミシンを検討されてもいいかもしれませんね~♪

ミシン選びの参考にして頂ければと思います😉👍


ソーイングスクエアでは、ハンドメイドに関するさまざまな情報を発信していきます。
皆様のハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに~♪




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