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【ミシンの練習】返し縫いと止め縫い

こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😊

本日は【ミシンの練習】返し縫いと止め縫いについて、その違いややり方をご紹介したいと思います。

ミシンで何かを縫う際、縫い目の糸がほつれてこないように、基本的には最初と最後は「返し縫い」をします。

【返し縫い】


縫い始め3~5針進んだら、返し縫いボタンを押します。
返し縫いはボタンを押している間だけバックして縫ってくれます。
最初の糸目まで戻ったら、再び直線を縫い始めてください。

そうすると、縫い始めが3回重ねて縫うことになるので、後で糸がほつれたりしてくることはありません。

※失敗例
このように、縫い返しても糸目がきちんと重なっていない場合は、糸がほつれてきてしまいますので、しっかり糸が重なるように縫ってくださいね。

【自動返し縫い】


ミシンの機種によっては「自動返し縫い」という機能がついているものもあります。
これはとっても便利な機能で、このボタンを押しておくと、縫い始め数針縫うと自動で返し縫いをしてくれるんです👏😆
そして、縫い終わりは、返し縫いボタンを1回押すだけで、自動で返し縫いしてくれます。
お持ちのミシンにもこの機能が付いているかもしれないので、是非確認してみて下さいね~


【止め縫い】

基本的にはミシンでは、返し縫いをすることが多いですが、薄手の生地などで、返し縫いの糸目が目立ってしまうような場合や模様縫いなどには、「止め縫い」を使うこともあります。

「止め縫い」とは、手縫いでいうところの玉止めのようなもので、生地の裏で糸を玉止めしてくれるので、表の生地には糸目がひびきません。

「止め縫い」ボタンを押しておくと、スタートボタンを押した後、自動で縫い始めにまず止め縫いをしてから縫い始めます。
縫い終わるときは、返し縫いボタンを1回押すと、その場で止め縫いした終わります。

縫い目はこんな感じです。
表で糸が重なったりしないので、縫い目がきれいですよね。

上側はこのように、玉止めされているので、ほつれてくることはありません。

返し縫いと止め縫いを比べてみましたよ~


いかがでしたでしょうか?
基本的には返し縫いの方が強度もありしっかりしているので、返し縫いをすることが多いです。
縫う生地の種類によって、止め縫いと使い分けてあげるといいですね。
また、「自動返し縫い」機能、使い慣れるととっても便利ですので、是非使ってみて下さいね~


ソーイングスクエアでは、ハンドメイドに関するさまざまな情報を発信していきます。
皆様の参考にして頂けるとうれしいです。
また次回もお楽しみに~

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