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忘れようとしていた


9月の16日に岩手県花巻市の健康館で行われたサンクチュアリ・リトリート(セクシャリティーと向き合うワークショップ)に参加した。

ハッキリと自覚できた事がある。

それは、私は分裂しているという事。

振り返ると自分らしさというものは、11歳くらいで置き去りになっているんだろうと思う。
分裂を感じたのは3,4歳の頃。
そのころ、私の生きている世界というか、日常を過ごしている世界は2つほどあった。
まるでワープするかのように、突然目の前の世界が変わる。
それが無くなったのが思春期を過ぎた頃。

リトリートの最中に、自分の身体を感じるというワークがあったんだけど、左腕に触れていて左右のバランスの悪さに驚いた。
私の左腕は、まだ子供のエナジーだった。
ポツンと置かれたようにそのまま静かにそこにいた。
そして、肉体は歳也に老いていて、ミイラのようだと感じた。

私は初めてそれを自覚した。

グループセラピーや、個人セッション、日常でも垣間見たりはしていたものの、ただ違和感というか馴染めなさとして感じていたのが自覚できたというのは素晴らしい体験だった。

私の右腕は、母から教えてもらった生き方を自分なりに馴染ませてきた感覚。
それをそのまま自分らしさに置き換えて実践してきたんだな。
それでも何か違うと感じているからこそ、自分として生きたくてサニヤシンになったんだろう。

その違和感を感じる事が出来たのは、参加者の大きなエネルギーの助けもあったと思うし、ファシリテーターのタリカと、スタッフや参加者達のエネルギーが大きく渦を巻いていた事も大きな助けになったからこそなんだろう。

セクシャリティーってよくわからない(向き合おうとしたことがあまり無い)私にとっては、参加するにはかなりの覚悟と気合が必要だと考えていた。
実は参加する前にもタロットを引いてみたけど、参加したら分かるんじゃない?的な結果だった。
そりゃそうだよねってことで、参加してみたらそれは杞憂に終わった。
気合とか覚悟とか、根性とか努力とかそういう事じゃなかった。

踊る阿呆と 見る阿呆 同じ阿保なら踊るが得じゃ!


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