推しとは私にとって何か考えるノートその4*ジャニオタが2.5現場に足を踏み入れた話

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻ってきた。
観劇が趣味の私はというと、7月公演まで中止が決まった大量チケット払い戻しをし、1か月分の給与を超える額が手元に戻り、虚無感を抱えて生きている。

6月は、梅芸でエリザベートを観て涙を流す予定でいたはずなのになぁ。悲しい。とても悲しい。

推しのうちの1人の舞台は、7月中旬から始まる予定なので、そこまでに落ち着いてくれたらなと思いながら、もちろん人命が優先だから、どうなることか、と毎日ハラハラしながらニュースアプリを眺めてる。
観劇の予定がすべて二重線で消された手帳は大変切ないアイテムとなってしまい、仕事のたびに開いては閉じ、開いては物思いにふけっている。(もちろん仕事もしている)

自粛期間に合わせて、色々な有名舞台が配信をしてくれた。
観に行けてなかった作品もあり、なかなか濃厚な自宅待機ライフを過ごした。関係者の皆様には感謝しかない。ありがとうございます。落ち着いたら絶対観に行きます!

さて、今日は推しと現場について考えてみたい。
私自身、グランドミュージカルとジャニーズ現場に長らく生息してきた。現場が違うと文化がちがう。私にとって2.5現場はかなり新鮮な驚きが多かったという話に終始してしまうと思うので、ご了承願いたい。


まず、お馴染みのネタだと思うが、トレーディング商品の多さに頭悩ませた。ジャニーズは方針として基本的にトレーディングは出していないそうで、2.5現場で今まで気にしたこともなかった問題に直面した。「推しが出ない」大問題すぎる。売り場の近くやツイッター上では大トレーディング大会が開催されており、引けなかったときはお世話になっている。最近の傾向としては、丸っと全員箱推しになることが多く、わりと誰がでても嬉しい。慣れって不思議。後から思わぬキャラに時間差で沼ることもあるしね。


プレゼントボックス、通称プレボも衝撃的だった。基本的にプレゼントや手紙を渡す文化が無かったものだから、え?会場で、この箱に入れたらお手紙わたせるの!?魔法の箱なのでは??!ってなった。フラワースタンドも同様。そういうの、入れていいのか。なるほどってなった。

いまでは、毎回、時間ギリギリまでお手紙かいてる。正直、便箋と封筒なんて仕事以外ではプレボにいれるときしか使わないのに、良いのみつけたらめちゃくちゃ集めてしまう。こわい。でも、手書きでお手紙書くのたのしい!!はやくプレボ復活してくれると良いなぁ。お手紙郵送か、SNSでコメントとかそういう感じなの、ちょっと寂しいなと思ったり。


最もジャニーズと違う文化、それは接触イベの有無ではないだろうか、きっとそう。ジャニーズの接触イベはデビューの時くらい?確か。私はデビューのタイミングで推してたことがないので、無縁だけど。

2.5は若い俳優さんが多いから、写真集のリリースイベントとか、カレンダーのリリースイベントとか、あとファンミーティングとか。タイミングさえ会えば2ショットチェキも夢じゃない!すごい世界すぎて、沼が深い。目の前に憧れの人とか、息できない、記憶も飛びがち、ほんとすごい。


最近はジャニーズもSNSやら色々解禁したけど、それまでは基本的にはテレビ追うか、コンサートにいくか、雑誌買うか、CDやDVD買うか、ジャニショで写真買うか。。。いつでも気軽に触れられる、リアルタイムに発信する存在ではなかった。ブログはあったけども。だからこそ、特別感、存在感、圧倒的神!って感じだったかもしれない。推しがいる特別感みたいな。そういうとこある。

一方、2.5の俳優さんはSNSアカウントで発信してくれる人が多い。舞台のキャラのお写真なんて、本当に尊い。ありがたい。どんな発信をされてる人なのかな?と覗き見することができる。発信に対するファンの反応も見える。ちょっとすごいと思う。リアルタイムに沼落ちできちゃうシステムすぎる。


両者の差はファンの規模にも関係あると思う。ジャニーズはとにかくファンの人数が多いと思う。すごいよ、さすがジャニーズだよ。

2.5現場は、舞台で気になった俳優さんがいたとして、接触イベントなどは、基本的には俳優さんそれぞれ、一人ずつのイベントになる。イベントに参加できるファンの人数もある程度絞られるし、その分、ファンへの福利厚生が手厚い企画がそこにある。こわい。


色々書いてみたが、ジャニーズにはジャニーズの、2.5には2.5の良いところがあって、オタクとしてはどちらも楽しい。

これからも、楽しい現場に行くオタクでありたいし、生気を現場で養い、元気に毎日を過ごすオタクでありたい。


はやく平和な日常に戻りますように。


おわり





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