観劇順がむちゃくちゃすぎた話 月の翳り→慈伝→維伝→ステ一挙配信→再演TRUMP配信→TRUMP Dステ→グランギニョル←いまココ

こんばんは。

タイトルの通り、むちゃくちゃな順番で観劇マラソンをしてます、とある弱小本丸の観劇好き審神者です。よろしくお願いいたします。

ど新規の浅い感想ですが、どうぞお付き合いください。
昨今の外出自粛、在宅勤務、自粛中の動画配信キャンペーンなどの影響で、普段ならあまりしない、脚本家さんの作品、一気見する週間！的なイベントが発生しました。
こんなに怒涛の観劇期間もなかなか無いと思うので、自分へのメモがてら、観劇した作品名と簡単な感想を書いていこうと思います。

こんなに素晴らしい舞台作品を短期間で、とんでもな順番で追ってしまったことについては、かなり反省しています。心臓をぐりぐり抉られるような順番で観てしまったことへの後悔が大きい。
でも、どの順番でみても、結局、心臓抉られるような気もする。

事の発端は2年前、刀ミュに推しキャラが出たことから始まります。これが人生で初めての2.5舞台。
以前は蜷川舞台、宝塚、劇団四季あたりに足繁く通い、映画を月4本程度観ていました。家と職場の近所に劇場、映画館、その他色々揃ってたもので、それはそれは充実した快適観劇ライフでした。
その後、田舎への転職＆引っ越しイベントが発生。2年ほど足が遠退いていました。そこで出会ったのが刀ミュ。見事にハマり、また劇場に通う生活が戻ってきました。今度は主に2.5舞台がメイン。ただいまー。

刀ミュから始まった今回の観劇生活でしたが、ちょっと気になる役者さんが出演する気になる舞台があれば、ふらっと行くようになりました。
そこで出会ったのがCOCOON 月の翳り。観劇時点では、刀ステを観たことがなく、末満さん脚本の舞台はこれが初。

圧倒的な美がそこにある。圧倒的すぎて言葉が出てこない。今もうまく文字にできないくらい、とにかくあれはやばかった…が感想です。私の語彙力のなさがやばい。
まず、画が綺麗すぎる。まるで、作りこまれたCG映画か、それとも美術館に並ぶ名画の中のワンシーンかってくらいの美しさに驚きました。
舞台でこんなことできるんですね、意味わかんない。だって舞台だよ、あとから編集もできない、一発勝負の世界で、あんなに綺麗な画が、常に作りこまれて、そこにある。鳥肌が立ちました。
若い彼らの体当たりの葛藤、ストーリー、世界観、すべてに一瞬でひきこまれました。TRUMPすごい。何の予習もなく観に行って、この状態になりました。（予習しとけばよかった）

ちなみにこの時点で、ラファエロ鬼推しと化しました。お兄ちゃんがんばりすぎなほどがんばってた。おにいちゃんとてもえらい。おにいちゃん幸せになって！！！！
星ひとつは、悩んだ末に観なかったこと、今は非常に後悔してます。舞台は生き物、生で観たかった、後悔先に立たず。

そこからしばらく経過し、友人に誘われ刀ステを観に行くことになりました。慈伝、初めての刀ステ。この時点でようやく刀ステの脚本が末満さんだと認識。COCOONの印象が強かったため、泣く準備も倒れる準備も、心えぐられる準備もできてるぞ！と気合い入れていったら、時代劇？って感じのオープニング→陽気な全員歌唱→新喜劇という流れで、ずっこけました。

けっこう前列で観劇できたのですが、目の前にはめっちゃイケメンで、どこか関西の匂いがする長谷部がずっと立っていて、めっちゃんこ面白いこと言ってました。涙出るほど笑いまくりました。そして、ごこちゃん、めちゃんこ可愛かった。

めちゃくちゃ気合い入れていったのに、すごい幸福感に包まれて帰宅。
なーんだ、刀ステはめっちゃ楽しいじゃん。ところで、どんぐりどんぐりって出てきたけど、あれは何だったんだろ？
…すでにお察しかと思いますが、今回も予習せずに観に行きました。ごめんなさい。

次の刀ステ観劇は維伝。慈伝の印象が強かったため、刀ステは楽しい展開だと信じて疑いませんでした。刀ステ本丸わくわく高知旅行！くらいのノリでした。楽しい観劇タイム！わくわく土佐組たのしみだ。

突如、休憩前にやってくる絶望。メンタルは奈落の底。休憩時間は虚無。
なにこれ、あかんやつ。
一緒に観劇させていただいたお姉さんと、隣にお座りのお姉さんに色々教えていただきつつ、色々思考を巡らせ、わりと楽しく休憩時間を過ごさせていただきました。

しかしながら、メンタルは暗黒、理解は追い付かない。幕が開くのが怖い。とても長く感じる休憩時間。

あんなに、トイレなんて行ってられるかよ！って思う休憩時間は、初めてでした。ちなみに、休憩時間にトイレには行けませんでした。
よく考えたら、刀ミュのトイレ休憩も、わりと虚無と化してるかもしれない。でも、刀ミュは２部があるから、メンタル強制回復ステージがあるから、帰宅時は幸せじゃないですか。刀ステは歌わないって聞いてたから（オープニングちょっと歌ってたけど）、このメンタル抱えてどう帰宅したらいいんだろうなとか考えてました。

結果的に、エンディングテーマもあったし、なんだかんだ悲しいこともありつつ、楽しい本丸シーンで締めくくられたので、心配しているほど暗黒メンタルにはなりませんでした。

全体的に鶴丸さんのアドリブギャグが楽しかったのと、堀川くんが可愛すぎて可愛すぎて可愛すぎて可愛すぎました。「あんよが上手」が可愛くて仕方なくて、これが見たくて円盤を買いました。大変、癒されます。とても良いものです。
余談だけれど、どの本丸の堀川くんも、みんな尊く、みんな可愛いです。

次の刀ステは、歌仙か～！初期刀みてみたい！というテンションでチケット戦争を待機するも延期となったのも記憶に新しく。
そしてやってきた刀ステ一挙配信。そう、刀ステ一挙配信。
観劇友達にちょこちょこっと見せてもらっていたものの、ちゃんと集中してみたことがなかった刀ステシリーズを「無料」で一気見できる大チャンス。
ちょうど残業もなく、参加できる日程だったため、全日ぶっ通しで拝見しました。

ー西暦2020年5月25日21時、システムに詰まったおはぎが回収され、１時間遅れで虚伝の配信が始まりました。ここから、私の怒涛の観劇週間が幕を開けることとなるー

全然関係ないけど、おはぎ強いですね。おはぎ、おはぎ。あと馬の衝撃は大きかった。

一気に１週間で駆け抜けました。
誰かのツイートで見た気がするけど、どう考えても１週間で一気に追ったらあかんやつでした。メンタルが沼底に沈んでしまう。

刀ステ、全体的に穏やかだけど、確実に心をえぐってくるなと思いました。
物語の構成がとにかく面白い。展開も読めないし、伏線の回収がものすごい、とにかくすごかった。
考察が盛り上がってるのも納得の意味深さが、そこにありました。ところで一体、鶴丸って何者なんですかね。

そして、悲伝。大変にやばかった。そっか、この次が慈伝だったんだ。
一挙配信の流れで慈伝をみると、どんくりだったり、本丸の絆だったりが見えてきて、泣きました。涙ちょちょぎれました。
慈伝はただの新喜劇ではなかった。ちゃんと心えぐる系でした。刀ステこわい。

さらに、一挙配信のあと、末満さんが再演TRUMPを1日限りで配信してくれるという大イベントがありましたよね。

ここで、綺麗にTRUMP沼に落ちました。
あー、COCOONはそういうことだったのか！あー、この人あれだったのか！のオンパレード。見終わった次の瞬間には、Dステ版もみたくてニコニコチャンネルに入会していました。ありがとうございました。Dステ版はT・R両方観ました。
役者さんの実年齢が近いだけあって、妙なリアルさがとても良かった。
あと、TとRのアレンとクラウスの関係性が全然違って見えるのが熱かったです。ちょっとこれは、沼が深そうでやばいぞ。

円盤も買い漁ろうと思ったのですが、思ったより売り切れ？絶版？が多くて入手できないものもあるんですね。ハードルが高い。
ファンの方が色々まとめてくださっているブログなどを参考に、考察などを彷徨うこと数日。
結果的に、グランギニョル観る機会を得ることができました。
グランギニョルにした理由は、染谷さんの鶴丸にどハマりしたから、です。あと、星ひとつ編にダリがいるので、いろいろ関連がありそうかな？という予想の元、選びました。

グランギニョル、とても良かった・・・。ダリちゃん、とても良い。ダリちゃーん。うっかり惚れてしまいそうになる、ダリちゃん。ダリちゃん、ダリちゃん。繭期のダリちゃんが良すぎて白目を剥きました。だめ、好き。
でも、ラファエロ推しとしては、ダリちゃんの不器用な子育ての結果、ラファエロくんが若干辛い思いをしていたであろうなとも想像してしまい、ちょっと複雑な気分。真面目で優しいラファエロくんは、フリーダ様とダリちゃんの血をちゃんと引いてるな！とも感じ、大変うれしくなりました。フリーダ様かっこいいよね！
結果的に、現在はデリコ家推し、特にダリ・ラファエロ親子推しに落ち着いています。

あと、TRUE OF VAMPさんに対しては、なんかデリコ家に恨みでもあるんですかね？ちょっとみんな幸せに暮らしてほしいんですけども、みたいなちょっとした反抗心も抱えています。

流れ的には次はSPECTERですかね。それともリリウム？
リリウムの前日譚がマリーゴールドらしいからマリーゴールドが先？？
どれか観たら、全部観たくなる予感しかありません。でも、一気に見るとまたメンタルが暗黒化しそうです。
徐々に観ていこうかな。どうせなら、一番絶望できる順番で観ていきたい気もする。

あまりメンタルが暗黒化しないもの、もしくは癒されるようなものが１つくらいあれば、一気見してもいいんだけどなぁ・・・

以上、ドドドドド新規の観劇順がむちゃくちゃすぎた話でした。

ありがとうございました。