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熊本から

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。

本日は、熊本におります。
午前中にミーティングを行い、その後に福岡に向かいます。
福岡でのミーティングの後には、さらに岡山に移動します。

という訳で今日は、早朝よりミーティング資料のチェック中です。

さて、2月14日付の日本経済新聞に『九州の地銀、NISA口座獲得競う 主要3グループで19%増』の見出しがありました。
「九州を地盤とする<ふくおかFG>、<西日本FH>、<九州FG>の主要3グループの銀行・証券でNISA口座数は、23年12月末時点で計57万2576口座と22年同月末に比べて19%増になった。」と言うものです。

各社それぞれに、傘下の証券会社との協働や、デジタル化の推進、さらにはキャンペーンなどで、口座数を増やしていると言う事です。

ただ記事には、『NISA口座の獲得競争が活発になる一方で、ある地銀幹部は「NISA自体の採算性はそこまで高くない」と本音を漏らす。
地銀にとってNISA口座の獲得は最終目的ではなく、あくまで顧客との接点を増やす手段だ。今後は住宅ローンなど融資や預金といったメイン業務との相乗効果を生み出せるかが重要となる。』と言う事です。

まぁ確かに、最大でも1800万円のNISA枠だけで、フロントの手数料が限りなくゼロに近く、仮に”オルカン”のような信託報酬の低い投資信託に投資している場合は、販売会社の収入はさらに低くなります。

地域金融機関の生き残りは、大変だと思います。
中には、資産運用業に乗り出す金融機関もありますが、高いスペックのポートフォリオマネージャーを採用するには、金銭面だけではなく、魅力ある地域であることも重要な要素なのだと思います。
金融特区とかではなく、地域に根付いた金融機関だからこその川上の資産運用から、川下のリテール窓口での顧客へのアドバイスまでを実現して欲しいなぁと感じています。

本日は、この辺で。

本日の1曲は、ワム!(Wham!)で「ケアレス・ウィスパー(Careless Whisper) です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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