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「建国記念の日」と「科学における女性と女児の国際デー」

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
2月11日は、「建国記念の日」です。
その制定は、1966年になります。
その目的は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」となります。

決して「建国記念日」ではない事は、多くの方が知っているとは思います。

一応、少しだけお伝えすると、日本の初代天皇である神武天皇が即位した日が、紀元前660年1月1日と古事記や、日本書紀などに記述されているそうです。
これが旧暦であったため、新暦に置き換えると2月11日になるということで、1873年(明治6年)に明治政府が2月11日を「紀元節」という祝日にしました。

ちなみに、神武天皇の即位から2600年にあたる、1940年(昭和15年)は、皇紀(神武天皇即位紀元)2600年を祝して『紀元二千六百年』と言う奉祝国民歌もあります。

そして、戦後の1948年(昭和23年)に「紀元節」は天皇崇拝につながるとして廃止となります。

その後、平和な時代になり、国民の中から「紀元節」を復活させる声が高まり、多くの議論が繰り広げられ、建国を記念する日を制定することは難しいとされ、史実にもとづいて建国した日そのものを記念する事ではなく、日本が建国されたことを祝う日とされたとの事です。
 
そしてもうひとつ、2月11日は、「科学における女性と女児の国際デー」となります。

この日は、2015年の国連総会で制定された、国際デーの一つとなっています。英語表記は「International Day of Women and Girls in Science」となります。
その目的は、『世界的に社会が女性と女児の「科学への完全かつ平等な参加」を達成し、さらに「男女平等」と女性と女児の一人ひとりが発展に必要な力を付ける「エンパワーメント」を達成するための日であり、また、科学技術の分野での女性と女児の重要な役割を認める日。』となっています。

以前に、幾つかの大学の医学部で女性受験生らを不利に扱う不正入試問題と言うのがありました。
いまは、是正されているそうですが、ふとそんな事を想い出しました。

 
本日の1曲は、ジミー・クリフ(Jimmy Cliff)の「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ(I Can See Clearly Now)」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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