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セブンリッチグループは設立10周年を迎えました

2021年7月7日、(株)Seven Rich Accounting(以下:セブンリッチ)は10周年を迎えました。起業後10年の生存率が10%程度と言われる中で、セブンリッチは当初立てた10年計画を上回り、会計以外の事業でも想像を超える成長を遂げてきました。その結果を代表として誇りにも、嬉しくも思っています。

このように、私たちが10年にわたり事業を継続してこられたのは、支えてくれた皆さま、そしてセブンリッチで働く仲間のおかげです。今回は10周年の節目を記念して、これまで関わってくれた皆さまへ感謝の気持ちをお伝えしたいと思っています。

皆さまへの感謝の気持ち

クライアントの皆さまをはじめ、これまでセブンリッチに関わってきてくださった方々になによりお伝えしたいのは、「信じてついてきてくれてありがとう」という言葉です。

今でこそ多種多様な事業を展開しているセブンリッチですが、10年前の立ち上げ当初は言ってしまえば「これといってできることのない会計事務所」でした。大切な人の力になりたいのに、自身にも組織にも実力が足りない。競合と呼ばれる同業の企業に比べれば良い結果を出せているという自負はあったものの、もっとできることがあると思っていたからこそ、もどかしさや申し訳なさを感じる瞬間も多くありました。

それでも、セブンリッチを信じてついてきてくれる人・周囲に紹介してくれる人がいました。

もしかすると、当初クライアントの皆さまが私たちに求めていたことは、会計業務だけだったのかもしれません。しかし、会計の枠にとどまらずにできることを探し、皆さんが一緒になって力を尽くしてくれたからこそ、この10年で”一歩踏み込んでできること”が増えました。「これなんとかならないかな」とざっくばらんにご相談をいただく機会も多くなっています。

セブンリッチグループがそんな風に成長できたのは、何もなかった私たちを信じ、任せてくれた皆さまがいたからです。心より感謝申し上げます。

「点」を作り上げた10年間

セブンリッチは2011年、身近な人の力になりたいという私の思いをキッカケにスタートしました。

お客さんはいい人のみ。
一緒に働くメンバーもいい人のみ。
提供するサービスは”なんでも”。

そんなコンセプトでまずは会計業務をベースとし、2017年からはウェルネス事業・飲食事業・コーチング事業・人材事業・マーケティング事業・クリエイティブ事業などの新規事業を次々と立ち上げ、世の中に「点」を作ることに力を尽くしてきました。

一見、一貫性のない動き方のように思われたかもしれません。ですがそこには「身近な人の力になりたい」という、ブレない軸がありました。

私たちが会計の領域を飛び出して始めに取り組んだのは、法人支援でした。企業が事業を成長させていくための要は「資金」です。そのため、まずは自分たちでデット調達や出資を行い、資金面のサポートを行っていきました。

資金の次に大切なのは、「ヒト」です。クライアントの皆さまからの「こんな人がほしい」「仲間を増やしたい」という声にすぐに応えられるよう人材紹介事業をスタートしました。その後、事業をグロースさせるために必要不可欠なセールスやマーケティング、サービスを必要な人に確実に届けるための広報支援事業と、法人支援のための事業部を立ち上げていきました。

法人支援のために必要な機能が揃ってきたタイミングに、初の個人向けの事業としてスタートさせたのがウェルネス事業です。人が健康の大切さに気づくのはたいてい、自分や身近な人が病気になったときです。辛い思いをする前から健康の大切さを意識し、行動できる人はほとんどいません。

だからこそ誰もが、ある日突然大きな後悔に苛まれる可能性を持っています。大切な人に辛い思いをしてほしくない。健康をないがしろにしたことを悔やんでほしくない。そんな思いから立ち上げたのがウェルネス事業でした。

他の事業についても、軸はまったく同じです。社会にとって”あったらいい”のに、儲からない、面倒くさい、難しい、さまざまな理由で誰もやっていないこと。そういう場所にセブンリッチが新しく点(サービス)を作ることで、もっともっと身近な人の役に立てるはず。その一心で点を作り続けた10年間でした。

そんな区切りの年である2021年4月、ウェルネス領域の要「メディカル」の強力なパートナーができました。その名は奇しくも「CLINIC TEN SHIBUYA」(=通称TEN・テン)。10年という大きな節目に、「点」と「.(区切りを表すピリオド)」と「TEN」のつながりが生まれたことも、きっと何かの縁であろうと思うのです。

大きな変化は目指さない。二巡目を丁寧に歩む

創立10周年は、セブンリッチにとって大きな節目です。しかし、この節目はゴールではなくあくまで通過点。私たちが目指す場所はこれまでもこれからも変わりません。

ここまでお伝えしてきた通り、創業から今日までの10年で、セブンリッチはたくさんの点を生み出してきました。クライアントの皆さんに対して提供できるものが格段に増えたという自信もあります。これから先の10年は、これまでに築いてきたものを土台として、”必要だけれど、スケールしないから誰もやろうとしないこと”、皆さまにとって”ちょうどいいもの”を生み出していく期間にしたいと思います。

私たちセブンリッチの強みは、自己資本だからこそ大きなスケールを目指さなくても良いというところにあります。会計事務所という長いお付き合いを前提としたビジネスで皆さまと向き合い続けていく中で出会う、「なんで誰もここをやらないんだろう」。そういうものを、私たちが新しいサービスとして世に送り出していきます。

生み出した点を線に、線を面にする。これが代表である私の役割です。ここからの10年は、いわば2巡目。1巡目の10年で創ってきた点が輝きだし、光を大きくする。1巡目で力になり切れなかったことも、その輝きに触発され、より大きな価値を持って輝き出す。そんな「丁寧な2巡目」を歩み、身近な人が輝く点が集まった「光の集合面」を創り出します。

ひとりで創業したセブンリッチは、グループ全体で300名を超える大所帯になりました。「点を線にすることが代表の役割」とは言ったものの、セブンリッチの仲間は一人ひとりが点を線にする力を持つメンバーです。また、関わってくれる方々も、セブンリッチ経済圏を一緒に作ってくださる仲間です。ぜひ「光の集合面」のひとつとなり、一緒に輝きを増していっていただきたいと思っております。

皆さまのご期待に沿えるよう、セブンリッチグループ一同、より一層邁進いたします。

この先の10年も、大切な人のために。

Seven Rich Group代表 服部峻介

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