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SRAでどのように将来の可能性が広がるのか、経理アウトソーススタッフ・一杉が解説

「自分ができることの幅が広がった」「自分の理想のポジションが見えてきた」。SEVENRICH Accounting(SRA)に入社したメンバーから、こんな話を聞くことがあります。

その要因のひとつが、SRAでは年齢や新卒・中途入社など、キャリアに関わらず仕事の裁量権が大きく与えられていること。

たとえば、会計チームの一杉 勇輝(ひとすぎ ゆうき)は、入社5年目ながらオールラウンダーとして躍進し、SRAの成長をリードするメンバーのひとりです。一杉が注力しているのは、経理アウトソース業務。札幌事務所と東京事務所を行き来しながら、多くのクライアントをサポートしています。

経理アウトソース
会社の規模に合わせて経理の業務設計をし、請求書の作成や入出金管理、振込業務、資金繰り表の作成などを請け負う。バックオフィス採用にコストをかけたくないスタートアップ企業に最適なサービス。

今回のnoteでは、一杉が仕事をするうえで考えていることや、SRAで働くことの価値などを聞きました。

一杉 勇輝(ひとすぎ ゆうき)
札幌事務所マネージャー。2014年、北海道大学在学中にアルバイトとしてSEVENRICH Accountingで勤務をスタート。 大学卒業後、新卒としてSRAに入社。北海道・東京の両拠点で働きつつ、経理アウトソースや会計、税務、社内経理、人事など幅広い業務に従事している。


経理アウトソースサービスについて

——SRAが提供している、経理アウトソース(経理代行)サービスについて教えてください。

企業の経理業務を一部、またはすべてを代行するサービスです。創業1年目のベンチャー企業から老舗企業まで、規模や業種に関わらずニーズがあります。

たとえば「経理の専任者が不在で今すぐの採用は難しい」というときに、SRAに発注いただくケースではSRAが外部の経理部として丸々サポートを行います。専任者を採用した後も見越して、請求書申請の仕組みや取引に関する社内の承認フローなど、業務体制を上流から整理していきます。

すでに部署として経理が機能しているクライアントの場合は、ニーズに合わせて経理業務の一部をサポートいたします。

たとえば、作業自体の代行をしたり、会計ソフトの入れ替えをサポートしたり。特にソフトの入れ替えは、会社全体に影響する重要な業務のひとつであるため、経理担当者の方と相談しながら慎重に進めていきます。

このように、業務のベースを整えるだけでなく、構築したシステムを社内へ浸透させるサポートも行っているんです。

普段の仕事の様子

——SRAは会計事務所でありながら、経理アウトソースも行っています。そもそも、このサービスはどのような背景で立ち上がったのでしょう。

もともと会計や税務をサポートしていたクライアントから、「現金の管理以外は全部SRAに任せたい」という依頼があったのが、経理アウトソースサービスを始めたきっかけです。

現在は、会計や税務を担当しているメンバーが兼務する形で経理業務も代行しており、たくさんのクライアントから声をかけていただいています。

——なるほど。会計や税務の相談に乗っているメンバーが、経理アウトソースも担当しているんですね。

そうですね。今後は経理アウトソースの専任担当者をつくり、会計担当者と協力しながらクライアントの悩みを解決していきます。

——基本的に、チームで仕事に取り組むんですね。社内の体制についても教えてください。

SRAではクライアントごとに3人1組体制で担当しています。ひとつの業務を単独で実行することは少なく、なるべくチームで取り組むんです。

▼3人1組体制について

——チーム内で相談することはありますか。

相談されることはありますし、わたしもメンバーによく相談します。経理アウトソースサービスに携わっているメンバーは大勢いるため、業務に悩んだら専門的な話はもちろん可能です。

またクライアントへの提案方法を悩んでいる場合であれば、SRAにいるメンバー全員が経理業務の専門家なので、経理アウトソース業務をしていないメンバーにも相談できます。同じチームかどうか関係なく、横断して助け合っていますね。

SRAで働くうえで大切にしていること

——一杉さんが、経理アウトソース業務に携わり始めたころのお話を教えてください。

わたしはもともと、クライアントの会計や税務をサポートしていました。何社かお付き合いをする中で、徐々に経理に関するお悩みもいただくようになって。そこから、経理アウトソースも兼務するようになったんです。

——会計スタッフとして働いている中で、経理アウトソース業務も覚えるのは大変だったのでは?

そうですね。経理アウトソースをやるなら、いったん会計業務を減らした方がいいだろうと考えていました。

その当時はすでに担当しているクライアントが多くいて、そこからさらに新たな仕事をする自信がなかったので、当然既存の業務を手放そうと考えていました。ですが、代表の服部さんが「A&B」という言葉をよく使っていたのをふと思い出して。

会計or経理で考えるのではなく、両方を取るにはどうすればいいのか。それを考えた結果、時間の効率化を図ったりメンバーからサポートいただいたりすることで、両方の業務に携わることができました。

——仕事に向き合う際には「A&B」という考え方を大切にしているんですね。とりわけ、クライアントと関わるうえで意識されていることはありますか?

答えを持っているのはクライアントだと思って、関わるようにしています。

ある程度経験を積むと自分の中で正解が固まりがちですが、それを押し付けすぎると、クライアントの真のニーズは何なのかを見過ごしてしまうんです。結果、自分としては良い成果物になったと思っても、クライアントの満足度は低く、使ってもらえなくなってしまいます。

以前、新しい会計ソフトを導入したいクライアントがいて、うまくいかなかった経験がありました。今までは経理の方が手作業で頑張っていたのをシステムで解決したい、というニーズでした。

話を進める中で、経理以外の従業員の方も巻き込む必要が出てきて、営業の現場から経理のフローを変えようという流れで合意をしました。しかし、結局現場を変えた段階で頓挫してしまって。本来の目的である、経理の方の負担を減らすことができなかったんです。

原因は、新しいツールを導入するうえで解決したかったことの全体像を共有できていなかったことでした。どのくらいの期間で、どれだけのリソースが必要になるのか、クライアントにとってのゴールが見えずらかったのだと思います。

そこからは、スケジュールや誰を巻き込むかなど全体像を整理し、クライアントにとっての最適解を一緒に探すようにしています。

複数の企業をサポートでき、成長をそばで見守る

——この業務にあたっている人は、どんな点で成長できると言っていますか?

SRAに長く在籍しているメンバーであれば周知の事実ですが、転職してきたメンバーからは「多くの企業のバックオフィスを見られるので、知見が広がっている」と言われることがあります。

たとえば、コンサルタントのように企業が抱える課題解決に尽力し、クライアントの売上に貢献された方であれば、SRAで多様な企業のバックオフィス面も熟知することができる。経理アウトソース業務を通じて、企業を立体的に理解できる状態になります。

ほかにも、社内経理を経験された方であれば、「新しいクライアントを担当するたびに最適な提案をする必要があるので、ニーズに対する対応力が磨かれた」「経理部内でのキャリアアップというと部長やCFOが考えられるが、そこは空席になりにくい。

一方、経理アウトソースができるようになったことで、自分自身が売上を立てるポジションになれた。自分の働きが数字に現れるので、目標が明確になったという声も聞きました。

——最後に、SRAへの転職を検討されている方へメッセージをお願いします。

SRAで働くことの最大の魅力は、クライアントの成長をそばで見守れることです。

上場する企業やテレビCMを打って社会に広く知れ渡る企業など、最近はフェーズが変わるクライアントが増えており、創業当時を知るスタッフとしては胸が熱くなる瞬間があります。

それにつれて、経理アウトソースサービスに対するニーズも変わってきました。さらなる効率化やフローの整理など、SRAに一任される業務が増えており、経理アウトソースに注力するための専任チームを近々作る予定です。

わたしたちと一緒に、経理からクライアントの成長をサポートする仲間をお待ちしています。まずは気軽にお話だけでもお聞かせください。


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