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25歳の今、唱えたい「25歳永遠説」

昨日、25歳になりました。
見た目は相変わらず童顔で、この前も予備校のパンフレットを配られちゃったけど。
四捨五入したらアラサーになっちゃうんですね。年齢が増せば増すほどなんか青春から遠ざかる気がしてちょっと悲しい気持ちになっちゃいます。

でも、そんな年齢に対する、私の概念を変えてくれた曲があります。私の大好きなアーティスト(Juice=Juice)の「25歳永遠説」という曲があります。
何が永遠なのか全然わからないけどなんか可愛い呪文「25歳永遠説」という言葉。同じ年齢に達した今この曲で唱えられている「永遠説」について私なりに考えてみたいなと思います。
(あくまで個人的な感想です)

曲について

2019年にJuice=Juiceの当時のリーダー、宮崎由加さんが、25歳でグループを卒業されました。その時の卒業シングルとして書き下ろされた曲です。
石川県出身の宮崎さん。MVも金沢で撮影されており、東茶屋街や金沢駅が登場します。

それぞれのライフステージ

   曲の冒頭は以下の歌詞で始まります。

地元の子ママになった
あの子は転職中
うれしくて はーぁ せつないわ
ちょっと誘いづらい
Juice=Juice「25歳永遠説」 作詞:兒玉雨子 作曲:KOUGA

周りでは結婚して出産していたりする子もちらほら。自分の可能性を広げるために転職や社会人大学への挑戦を進めている子も。

学生時代までは、ある程度同じような生活を送っていたんですよね。だから悩んでいることは授業の課題だったり、サークルやバイトだったり。
でも今は周りは自分と違うところで戦っていて、違う悩みを持っていて。頑張っている仲間を見るのは嬉しいんですけど、のほほんと社会人をやっている自分とは同じレベルじゃない気がして。ちょっと遠くに行った気がして寂しく感じちゃうんですよね。
「同じ年齢でも、みんなのライフステージが分かれてくる」そんな年齢だなと実感しています。

理想と現実の間で

2番のBメロで以下の歌詞が登場します。

さみしさを知っていくほど
馴染んできた笑顔
綺麗事でも本当のこと
あざとい計算じゃないよ
Juice=Juice「25歳永遠説」 作詞:兒玉雨子 作曲:KOUGA

「社会をこうしたい!こんな社会人になりたい!」理想を語り続けた学生時代。でも、社会人になって綺麗事が通用しないことも学んでいきます。その度に笑顔で、心の寂しさを隠してきました。
さらに、何か挑戦をすることが、「意識高い」とか「計算している」と思われるのが怖くて心の壁を作ってしまうこともありました。

理想や綺麗事を夢見ていた学生時代。しかし、社会人になって関わる人が増え、現実を知る中で、本音を隠してやり過ごす私がいます。

人生の曲がり角

そして、2番のサビでは以下のようなフレーズがあります。

25歳永遠説 自由を知っている
次の季節がもう来るよ
どんなもの着よう

〜中略〜

昨日 今日 明日もそう明後日も
わたしはずっとわたしだよ
Juice=Juice「25歳永遠説」 作詞:兒玉雨子 作曲:KOUGA

社会人になって知っているからこそ、自由に選べる選択肢があります。社会に出て2年経ったからこそ、見えてきた選択肢があります。例えば収入だったり、ワークライフバランスだったり。生きることの解像度が上がっていきます。新たな道をいくのも自分。今を貫くのも自分。

30歳まであと5年です。自分を優先できる最後の5年間。だからこそ、選択肢を自分で選んで勝ち取っていきたいです。それがどんな選択肢であれ、自分のペースでやっていきたいです。

25歳永遠説は、魔法の呪文

結論、25歳永遠説は「年齢にとらわれず、可能性を広げてくれる」魔法の呪文だと思っています。周りの結婚を見て焦ちゃったり、アラサーへのカウントダウンが始まったり。節目の歳でもあるので「年齢」を実感する人も多いのではないでしょうか。

年齢って怖いうちに自分の言い訳に使えるんですよね。「もう年寄りだから無理だなあ」とか。自然と挑戦しない理由を作れちゃうんですよね。

でも、大人になったからこそ見える選択肢があります。可能性があります。「どんな場所でもどんな挑戦でも自分のペースで頑張ってね!」大人を後押ししてくれている気がします。
だからこそ、「25歳」を「永遠説」と唱えて、年齢に怯えず挑戦することへのエールを送ってくれているような気がします。

ということで、25歳2日目です。相変わらず見た目は中学生、中身はアラサーですが年齢にとらわれず伸び伸びとやっていきたいです。

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