「ゆずる」技術ってなかなか会得できないです。
仕事ってやればやるほど単純に足し算になっていきます。でも、キャリアを積めばステージが変わるということもあるわけです。そんな時に、仕事をゆずる時が出てきますが、今回はその話です。
こんにちは、稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。よかったらスキやフォローをお願いします。@sevenina
僕は実はこの「ゆずる」技術ってすごく難しいと思います。いわゆる引継ぎというものですが、この引継ぎって簡単には行かないものですよね。
いろんな経験が僕にもあります。引き継がれた側としての意見でいえば
✅ 丸投げに近い形で引き継がれた
✅ 無用な雑務が多かった
✅ 意味のわからない暗黙の了解が多すぎる
✅ クライアントに比較されてしまう
正直言って、100%いい思いをした引継ぎはありませんね。
ただ、これはおそらく僕が引き継いだものでも同じことが言えるんだと思います。 #すみません
同じように思われないように努力はしていますが、その引き継ぐ仕事が長ければ長いほど、先ほどのチェックの内容を気がつかないままに増えていることだってあるでしょう。
責任という部分でも同じことが言えるでしょう。自分のステージが上がると、後輩のステージも上がることがある。つまり、昨日までの自分のステージに後輩がくることになるわけです。
この時、責任や権限をちゃんとゆずることができますか?ということです。どうしても、後輩は後輩としてしか見ることができず、ちゃんと「ゆずる」ことができないことも多いのではないでしょうか?
ということで、この「ゆずる」技術というものは難しいと思います。
でもこの「ゆずる」という行為をちゃんと行わないと、冒頭で書いた通りただ足し算をされていくだけでいずれは溺れるということもあるんじゃないでしょうか?
では、「ゆずる」技術の果てには何があるかと考えてみましょう。
それは「信頼」と「覚悟」と「感謝」じゃないかなと思うんです。
任せられるという思いに覚悟を持って信頼し、
受け取ってくれたことに対しての感謝を持つこと。
もちろん、そのために様々な準備やサポートも必要です。相手に感謝する心をもてば「ゆずる」時の丁寧さも生まれるように思います。もし、「ゆずる」ときに不甲斐なければあとからサポートすることだって「感謝」があればできるんじゃないかなと思います。
こんなことを書いた僕ですが、正直「ゆずる」技術が足らないのです。ひとつひとつ試しながら、また失敗。。。と迷惑をかけながらですが、徐々につけて行けれればと思います。
最後にお知らせです。こんな季節ですから、若輩ながら少し社会人の先輩としてポッドキャストで、新社会人の皆さんにむけたエールを喋ってみています。よかったら聞いてみてください。 #何気に50回
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