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【舞台/MUSICAL=CALL(2020)】

 東宝が直営劇場のシアタークリエをラボ(実験室)に見立て、新作のオリジナルミュージカルを創る全く新しいプロジェクトとして始動させた「TOHO MUSICAL LAB.」で披露された2本のミュージカルはいずれも日本の若手演劇クリエイターが着実に育っていることを証明する結果になったと言っていいだろう。いずれも着眼点が見事で、今この瞬間に上演すべき理由もその中に潜ませてある。そんな中で、三浦直之作・演出のミュージカル「CALL」は音と距離と記憶についての哲学的な考察を詩情あふれるドラマの中に溶かし込んだ逸品。4人の俳優たちのキャラクターづくりのうまさも目立ち、生配信のインターネット空間の向こう側にいる「観客」たちを大いに楽しませた。(写真はミュージカル「CALL」とは関係ありません。イメージです。実際の舞台写真は下記の阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」でご覧ください)
 ミュージカル「CALL」は、2020年7月11日に東京・日比谷のシアタークリエで無観客で上演され、インターネットで生配信された。公演は1回のみです。
 「TOHO MUSICAL LAB.」は2本立て。もう1本は 根本宗子作・演出によるミュージカル「Happily Ever After CALL」が上演された。

★続きは阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」で

舞台写真はこのサイトではなく、阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」でのみ掲載しています。舞台写真をご覧になりたい方は下記のリンクでブログに飛んでください。
★「SEVEN HEARTS」の「CALL」劇評ページ

★劇評の続きを含む劇評の全体像は通常は「note」で有料公開していますが、「TOHO MUSICAL LAB.(東宝ミュージカルラボ)」が立ち上げられた趣旨と目的に敬意を表して、7月31日までは無料で公開していました。8月1日から有料(200円)公開に切り換えました。ご了承ください。
 続きには、木村達成さんや田村芽実さん、妃海風さん、森本華さんの演技に対する批評、三浦直之さんの演出に対する評価などが掲載されています。

【注】劇評など一部のコンテンツの全体像を無条件に無料でお読みいただけるサービスは2018年4月7日をもって終了いたしました。「有料化お知らせ記事」をお読みいただき、ご理解を賜れば幸いです。

★「TOHO MUSICAL LAB.」公演情報

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