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お先に失礼!

4ヶ月ぶりの投稿です。環境問題が叫ばれる昨今。音楽もSNSもゴミを減らせたらいいのですが、今回もまずは新曲をご紹介します。

ビート・メイクに魅了されて、もうすぐ1年が経つ。波や風、工場のようにコミュニケーションを意図せず、ただ鳴ってしまっている音の連なり。そんな音楽でありたい。

いよいよ人間の限界が近い。21世紀に入ってから、いや、もっと長い間に培われた物事の多くが間違いだったと括られる未来は、そう遠くないのかも知れない。現実をシカタナイと受け入れ、理想を持たない生き方こそが賢いのだと嘯いてきた人間に、神はもう微笑まないのではないか。

あらゆる作為が形骸化しはじめた今、祈りを取り戻したい。宗教が興るより前の、運動を伴わないものとして。祈りを忘れていたことに気づかせるのは言葉ではなく、波や風のように不規則で、ただ鳴ってしまっている音だろう。

自然と人工の狭間で生死が響く。その隙を気配と呼ぶのなら、録音や電子音は気配を孕むことができるだろうか。提供できるのが音楽的な快楽だけなら虚しい。

頭で考えてばかりいても始まらないので、バカの一つ覚えだろうが作りつづけている。それも、聴く人のことを考えず、ただ自分を喜ばせる音楽を作る。小学生の時より誰かのために作ってきたから、わたしにとっては大きな転換。言い訳程度の使命感より、好きなことをやっちゃう覚悟が必要。

新しい未来は、世界を覆う大きなドームの外からやって来るらしい。その時に自分で聴きたい音楽を、先回りして作っているのかも知れない。彼岸の音楽は、きっと賑やかだ。

そんな妄言が尽きない誕生日。宝鐘マリンさん、あかせあかりさん、錦鯉の長谷川さんも今日らしい。なんだか嬉しい顔ぶれ。ライフ・イズ・ビューティフル。

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