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なぜ自分なのか、と言うこと

存在意義、レゾンデートルとも表現されますね。

会社や事業においては、差別化要因と表現されてもいいかもしれない。

そしてそれを個人に落とし込んだ時に、『あなたに頼む理由』でもあるわけです。

仕事や他の何かの依頼をされたときに、なぜ他の誰でもなくあなたを選んだのか、考えたことがありますか?

あなたの答えが、会社が定義したポジションがそうだから、と言う答えなのだとしたら、申し訳ないけどその人のマインドセットはアマチュアのそれです。プロは自分でないと不可能なアウトプットを用意しています。もしくは、1を言えば100を知ってくれるコミュニケーション能力、いや、引き受けスキルを持っています。いやいや、依頼が完了して手渡された後も、気にかけ何かあればフォローしてくれると言う安心感という名の信頼を持ち合わせています。

それを考え続け、切磋琢磨し、気付きを与え続けてくれる仲間がいる集団こそ、そのメタ認知としての企業体が世間に評価されるのではないでしょうか?

仕事において、その素となる作業やタスクは、すべて付加価値の卵でなくてはいけません。大事な卵を、バリューチェーンのリレーに乗せて孵化させるかの如く、ではないでしょうか。

最後に、もう一つ伝えたいのは、存在意義は与えられるものではなく、自分が作り上げるものだということ。
与えられた存在意義は、すぐに誰かに取って代わられる。自ら作り上げた存在意義は、誰かに奪われることもない。
そして、作り上げた人こそ、その存在意義を磨き上げ、より光り輝くものへと進化する術を身につけられるのだと思う。
『あなたでないとだめだ』と言わせるのは、あなたでしかないのです。

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