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2023.10.18 トイレとマリーンズ

だいぶ涼しくなってきて朝と夜は半袖だと寒さすら感じるようになってきた。通勤電車は冷房が効いていて、長い時間乗っていると結構体に堪える。

仕事中にトイレに行きたくなったので某商業ビルのトイレに入った。入り口からクランクすると男性用の小便器があるのだが、左に折れたところに女性の清掃員の方が立っていた。

「失礼致します。ご利用頂けま〜す」

なるべく爽やかに、そして邪魔にならない事を気遣っているかのようなトーンで清掃員の方は言った。

僕は個人的なクセというか苦手に思っていることがあって、小便器に立った時に隣に人がいるとソワソワして用が足せないのである。隣の隣に人がいるときですら完全に開放的にはなれず、用を足している途中であっても隣に人が来ると途中で止まってしまうのである。そして気持ち的にも生理的にもモヤモヤしたままで手洗いを済ませ外に出てしまうのだ。

このクセというのは明らかに心理的な何かが働いているのだとは思うけれど、どういう事なのかはわからない。個室で用を足せば良いのだが、なんとなく小便器の方で用も足せないおれは立派な大人では無いのではないか、とすら思えるのでまず頑張ってみてしまうのだ。

例えば友人がいまの私と同じ事で悩んで(?)いるとしたら、迷わず「個室ですればいいじゃん?そんな事気にしなくて平気だよ」と言えてしまうだろう。別にそれがなぜなのか解明する必要も無ければ今後も個室に入ればいいじゃんと思うのだが、そこは心配性の私からすると、

・もし外で何のプライバシーも守られていない草原で用を足さなければならないときにしっかりと完遂できるのか。北斗の拳の世界のように、世界のほとんどが荒廃した街や廃墟ばかりになったときにあるべき姿に対応できるのかどうか

・子供に立ちションの仕方を教えるのに親としてはどう立ち振る舞えば良いのか、また説得力が無いのではないか

以上のような事が少しばかり頭の中を小走りで横切っていくのだ。
他人からしてみたら本当にどうでも良い事だと思われるかもしれないが、こうして文字にしてみると本当にどうでも良いと思えてくるものだが、実際に現場に行くとまた同じ事を考えるだろう。これに関しては考えてもしょうがないので、都度逡巡しつつ今後も個室に入って行くだろう。
ちなみに今日入ったトイレでは隣に人が居たどころか、どこにも視線を合わせないよう努力している女性清掃員が顔と体はこちらを向いて何かを個室に入った利用者を待っている状況でしたので、勿論用も足せず、結果的に小便器の前に立って用を足しているフリをして手洗いを済ませ外に出たのである。勝ち負けではないだろうが、完敗でした。


トイレの話が長くなったけどいきなり野球の話ですが、今日からプロ野球クライマックスシリーズのセカンドステージが始まります。(15年ほど前の人間が聞いたらなんのこっちゃわからんと思います)

我が千葉ロッテマリーンズは破竹の勢いでファーストステージを突破しました。3戦目は奇跡のような、いや奇跡の展開で見事勝利を掴みました。(正直私は10回の攻撃は諦めてました。ごめん)

いまこの文章を書いている間もゲームは展開しています。明らかに日本で一番凄いピッチャーの山本由伸から初回に3点取り(これも奇跡)その後0点が続いている所まではスポナビで確認済みです。とにかくこれで日本シリーズまで行けたらマリーンズの人気も爆上がりでしょうし、ファンの皆んなもそれを期待できるところまでは来ているでしょう。
私は実際に球場に行くと、外野スタンドほどの声援は送りませんが、良いプレーを見れたときなどはオッシ!とかヨシヨシヨシ!とか結構大きめな声で言ってるらしく家族からはうるさいと思われてるっぽいです。これまで全くと言っていいほど特定の球団を応援することなど無かったのに、今年に入って急にマリーンズファンになったのは何故なんでしょうか。
本人的には全然わかりませんが、いま一番のブームと言っていいでしょう。

日記にしては長々と、誰に読んでもらってるわけでもないのに段々書いているうちに言葉が浮かんできて書いてきてしまいましたがそろそろ最寄りの駅に着くのでここらへんで終わりたいと思います。マリーンズ頑張れ!

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