SPX週足チャート


大枠は下降トレンド継続中

移動平均線が13週(ピンク)<26週(青)<52週(黄)の順で、さらに価格がその下にあるので綺麗な下降トレンドであることは間違いありません。

移動平均線、上抜けチャレンジは過去2回

1度目

(写真①)
・1週目:大陽線と高い出来高で一気に短期移動平均線近くまで上昇
・2週目:短期移動平均線を超えるも実体は短く出来高も減少
・3週目:中期移動平均線に阻まれた形で上髭長い実体小さい
     下落サインの一つ(下図)

・4週目:中期移動線越えられず出来高増の陰線
ローソク足としてさらに下落サイン(下図)
このまま下落しチャレンジ失敗

2度目


(写真②)
・上昇前に上昇サインと言われるロウソク足出現

1週目:前週より高い出来高で短期移動平均線まで上昇
2週目:さらに高い出来高かつ大陽線で短期移動平均線超え
3週目:上昇するも出来高、ローソク実体ともに減
4週目:大陽線でさらに上昇するも出来高は3週連続減り続け、翌週は二つの下落サインが混ざったような形の陰線となる(下図)

案の定、その後2週続けて大陰線となりチャレンジ失敗

3度目の正直となるか

3度目


上昇前に上昇サインとなるロウソク足が出現

はらみ足とかなり長い上髭を付けたトンカチを混ぜたようなロウソク足
翌週は十字陰線(迷いのサイン)を挟んで上昇

③ロウソク足と出来高

2週続けて大陽線と出来高を伴って短期移動平均線まで上昇
ヒゲもほぼなくロウソク足として強い

過去2回と違う点

MACDの強気のダイバージェンス発生

前にツイートしましたが、エルダー博士の提唱している「強気のダイバージェンス」が発生
(1)④の通り、指数が安値を更新
(2)しかし、MACDの安値が前回の安値よりも高い位置であった。 
(3)前回安値→先週更新した新安値の途中で、MACDヒストグラムが0以上になっている
(下図:青いマーカー)

力強い反発力

以上、出来高・価格・ローソク足とMACDから見たSPX週足チャート分析。

前述した通りまだ価格は全ての移動平均線を下回っていますが、アップルのおかげでGAFAM決算WEEKも無事通過し、上記のテクニカルな要素に加えてインフレピークアウト・選挙アノマリーなどの情勢要素も加味されると来週以降の上昇も期待せずにはいられませんね。

結局はFOMC次第?

来週の値動きとしては、やはりFOMC。
FOMCでは11月0.75%の利上げは織り込み済みでしょうから、その後、利上げペースを減速させるか、来年初めに利上げ停止するかなどの発言が出るかが注目ですね。

というか、これだけチャート分析しておきながらなんなんですが、来週の値動きはほぼFOMC次第と言ってイイのではないでしょうか😅

しかし先週NICKが「株価上昇」する方向性の記事を出した時点で、来週のFOMCも「株価上昇」の内容になるのではないかと、私は考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
来週もリスク管理をしっかりしながらガッチリ儲けていきましょう!!😊

現在、もぐろのPFは30%$TECLで70%キャッシュです。
来週のためにこれから色々調べてお宝銘柄を探します!😆

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