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純度100%の想いとは

今ならば 言えただろうか 貴方へと 好きだったのと まじりっけなく。

昔好きだった人のことを思い出すけれど、いろんな想いが邪魔をしてしまうことありませんか?
私はあります。

当時すごく好きだった人。
一緒に行った場所や、嬉しかった言葉を思い出して、ふふ、って笑えるだけならいいんですけど。

言われて悲しかった言葉とか、辛い想いをさせてしまった時の顔とかが浮かんでしまうと、一気に泣きそうになりますよね。

この短歌は、いつ詠んだものか不明なんですけれど…
きっとこの時も、過去に好きだった人のことを思い浮かべながら詠んだんだろうなぁって思いました。

でも、今の私が昔好きだった人に『好きだった』と混じりっ気なく言えるかなーって考えたんですけど。
多分まだ言えないですね。
ただ好き、って伝えるにはまだ不純物が多すぎる。
悲しみとか、悔しさとか、妬みとか、苦しさとか、執着とか。
愛情以外の感情が重過ぎて、まだしばらくダメそうですね。

本当にそう伝えるかは別としても、そう伝えられそう、って思えた時、もしくはもう伝えなくていっか!と切り替えられた時に、私はようやく次の場所にいけるんじゃないかな、って思いました。

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