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【ネタバレ注意】クトゥルフ神話TRPG『転んではいけない村』【PL感想】

シナリオ名:『転んではいけない村』
シナリオ作者:雨漏り様
シナリオリンク:
クトゥルフシナリオ「転んではいけない村」
 

今回、友人達との身内卓で休日1日通してTRPGをしてきました!

午前から昼にかけては、犬月パクマン様 制作TRPG『怪談白物語』を私セツナGMでプレイしまして…!(その話も今度詳しく書きたいです!)

午後からクトゥルフのシナリオを2作も回らせて頂くという贅沢な1日でした!
今回はその、午後クトゥルフの1回戦のシナリオ『転んではいけない村』について、PL視点の備忘録を残させていただこうと思います。

※感想中心で書いていきますが、シナリオの内容に触れることもあると思うので、以下の内容はネタバレ注意。通過後推奨。とさせていただきます。

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本シナリオに挑む探索者について

PL:石原 笑理(いしはら えみり)【いあきゃら】

今回のシナリオに挑ませて頂く探索者ですが、今回は新規キャラで挑ませていただきました。

探索者名:石原 笑理(いしはら えみり)
性別:女 年齢:27歳
職業:ジャーナリスト(雑誌記者)

本人的には自分はしっかり者だと思ってるタイプのポンコツお姉さん。
自分は頼れる姉御肌だと思っているが、基本的にカッコつかない。
変なところで笑いをとってしまう。(本意ではない)
めちゃくちゃデカい。(タッパがデカい)
メンタルつよつよで、SAN値が中々削れない。

今回、ロストするかも?とKPより脅しをかけられたので、ビクビクしながら新規探索者を立てました。
そのため深く考えずにキャラクターを作ってしまった感は否めないんですが、シナリオ終わる頃にはなんとなくキャラ像が出来てるから、まぁ不思議。

あ、そうだ。今回はタイマンシナリオじゃないのでKPと、一緒に謎に向かう狂った仲間を紹介するぜ…!

KP:照屋さん
我が身内卓で進んでKPをしてくれる優しいお方。
GMタイプとしては、私個人的には『ゲームマスター』タイプだと思ってる。
基本的にプレイヤーの好きにさせてるけど、大事なタイミングでさりげなく助け舟を出してくれる。
その日読んだシナリオでもちゃんと回せる凄い人。

PL:すいとうこう君
探索者:さたけきんに君

(限りなく黒に近いグレーゾーンなので、以下、筋肉君と表記します)
我が身内卓のムードメーカーな、すいとうこう君。
普通にスマブラとかApexとかしてる時にも結構ふざけてくれるけど、TRPG時のロールの振り切れ方が凄い。(褒めてる)
今回は自分の筋肉に絶対の自信を持つマッスルマンで探索に臨むようです。

PL:ボブさん
探索者:ボブ

我が身内卓の良識人枠。良識人なのに、ノリも良いとか素敵すぎん??
すいとうこう君の無茶振りにもしっかり応えていくスタイル。
今回は、インテリ系SE黒人・ボブとなり、探索に挑むようです。
……PLネームと探索者ネームが全く一緒って凄くない?果てしないボブ愛を感じる。

探索者3名は、旧知の仲(学生時代の友人)であり、社会人になってからも、時々会うような関係です。

本編の感想など

ここからは、本編の内容に軽く沿いながらPL視点での勝手気ままな感想をまとめていきたいと思います。
ご覚悟の上かとは思いますが、ネタバレが至る所に潜んでいるので注意が必要ですからね!

石原、怖い夢を見る

最序盤。
物語が開始する前に、KPから「プレイヤーの皆さんは1~3から好きな数字を選んでください」と説明を受け、意気揚々と『3!私、3がいい!!』と真っ先に主張し、その後KPが振った3面ダイスで【3】が出た時の私の(あ、これやっちまったな)感ですよ。
そんな経緯で見事、物語の主役を自ら手繰り寄せてしまった私の探索者・石原笑理。

物語の始まりは、顔見知りの女の子・野上春奈ちゃんの家の前に救急車が止まっているのを見てしまった石原ちゃんが、夜に怖い夢を見るようになってしまうのです。
マジこの夢の中が真面目に怖い。雰囲気バリバリ出てて良い。

まず最初に着物の女の子に
「この村で転んだら死んじゃうよ」
「お姉ちゃんは逃げる人?隠れる人?」

と聞かれるんですが、これがまぁ怖い。石原ちゃんは隠れることにします。
(SIZ18 の巨女が隠れている様子はある意味微笑ましいかも……と余裕が出てからなら思いますねぇ)

ビビってるPLの意思が伝わってるのか、石原ちゃんの出目も失敗続きで本当に何度も死んだと思った。
多分初回夢フェイズで死ぬ場面いくつもあった。

一人だけのシーンで、振るダイス振るダイス、全て失敗続きの探索者の気持ちを考えて欲しい。
『この女何も分かってないよぉ!』って涙目になった、私は。
そのくせ、SAN値は全然減らないからメンタルつよつよ女の称号を得てしまった。

で、その体験してしまった怖い夢の話を誰に話そう……って悩んだ石原ちゃんが、真っ先に頼ったのが旧友の筋肉君とボブさんって良くないですか……?
しかも「どこに集まりますか」ってなった時に、「テレワーク中のボブ宅」に落ち着いて「10分後にオンライン会議なのでその後ならいいデスヨ」っていうボブの返事も好き。
怖がる石原ちゃんが「私の家に泊ってってよぉ~」って泣きついた時にちゃんと泊まってくれる男友達二人最高すぎでは?
しかもお菓子と酒を買い込んで飲み明かすとか、やってること学生のそれでは?好き……。

夜には村でかくれんぼ、日中は情報収集をするも、上手く情報を集めきらず、遂に夢の中で石原ちゃんはナニカに掴まってしまいます。

石原目覚めず、ボブ&筋肉君村へ行く

毎晩のように石原宅に集まってどんちゃん騒ぎしていた一行でしたが、遂に石原ちゃんが起きなくなってしまい、人員が一人欠けてしまいました。
(しかしこの段階でロスト宣告はまだ無いので希望は捨ててないッ!)

石原ちゃんを病院に連れて行き、改めて情報収集をするターンで、見事夢の中と同じような村を見つけることが出来たボブ&筋肉君。
電車を乗り継いでその場所に向かう事になります。

野宿できるようにキャンプ道具一式を持って行く男二人。
道中、村に入る手前の辺りでキャンプを行います。
筋肉君はいつも飲んでいるプロテインをボブさんに飲ませたくて仕方ない様子。
ネタとポーズを決めながら、飲むように迫ってきます。
(忘れがちだけど、筋肉君、終始ネタ擦っててロールが非常に最の高)

しかし夜も更け、眠ってしまったボブ&筋肉。
今夜、夢の中の『転んではいけない村』で目が覚めたのは――
筋肉君だけでした。
例の着物の女の子に「お兄ちゃんは逃げる人?隠れる人?」と問われ、
「僕のこの脚が目に入らないの――かいッ」
と筋肉美しい脚を叩いて見せる筋肉君が好きです。

少女の助言に従い、その素晴らしいDEXで颯爽と走り抜けた筋肉君は、きちんと逃げ切り、翌朝目覚めることが出来ます。

翌朝、実際の村にたどり着いた男二人は、村中を探索し一番怪しい建物にやって来る。
様々な情報により、火が有力っぽい感じになる。
ここでマッチ箱を見つけたことにより、これまでずっとインテリキャラで貫いていたボブが何故かキャンプファイヤー(建物に火を放つ事)を執拗に求めるようになる。

シーンの描写的にもここは非常に熱くて、夢と現実の交差があったりと熱盛展開でした!

エンディング

結果的にボブと筋肉君の現実世界での活動のおかげで、無事、石原は救われることになります!
ありがとう、二人とも、本当にありがとう!!

ここで、石原にだけクトゥルフ神話技能に+補正ボーナスを頂いたのですが(あ、私何もしてないのになんか悪いねぇ……)って感じでした。
でも生き残れたからいいのである!

全体の感想

と、いう訳で今回のシナリオの感想!
まず、登場する神話生物の正体が意外な生物で、しかも作品の雰囲気にもマッチしててかなり良かったです!
作品もこう、追いかけられる・探される不安や恐怖心を刺激されて凄く怖かった!

KPに「セツナさん、時間制限シナリオ向いてなさ過ぎでしょ」って言われたのは地味に傷ついたけど、それはね、これからの経験での成長に期待ですよ、えぇ!

あとは、メンバーのロールや動きについて。
筋肉君のロールが終始ネタに走っててハイテンションなんですけど、そのノリと、すいとうこう君本人の割と冷静なプレイヤー発言とのギャップがじわじわ面白かった。
すいとうこう君本体が喉辛そうだったんですけど「筋肉君のロール喉使うんすよねぇ」って言いながらも、ロールの完成度は下げないので彼の本気を感じた。

ボブさんは、クール系外国人キャラってのが強すぎる。
今回、ココフォリアでセッションをしたのですが、差分機能を沢山使った黒人差分遊びが非常に面白かった。
(差分遊びは筋肉君も極まってたから、終始笑ってました。怖いシナリオのはずなのに)

あと、ボブさんはシナリオの進行の手助け的な意味でも、毎回かなりのナイスパスを投げてくれていたので、プレイヤー本人の強さを感じました。
本当に助かった。

個人的ココ好きポイントは、やっぱり何だかんだ仲良しな三人ですかね。
普通、恐怖体験に向かうのに、こんなノリノリでお泊り会して夜を過ごしたりせんやろ……。
ちなみに2,3回目の夜にKPが『三人はワイワイガヤガヤと騒ぎながら夜を過ごしました。しかし、それはどこか、そうして気を紛らわせていないと不安に襲われそうだから、という気持ちもあったのでしょうか』(超曖昧・自己解釈)みたいな描写を(多分)アドリブで付けてくれたと思うんですけど、それが滅茶苦茶エモく感じましたね……。

終わりに

と、いう訳でシナリオのPL感想をつらつらと書かせていただきました。
前回はタイマンシナリオの感想だったので好き勝手書いてましたが、他探索者との絡みを上手く言葉にするのは難しいなぁ、と思いました。
身内のロールするキャラクタ―好きすぎるので、上手く言語化したいなぁ。
精進します。

今回のぼやきですが、KPが毎回キャラロストについてチラつかせてくるので、ビビった私は毎回新規キャラを作っていくので、新規探索者ばかり増えていくのちょっと寂しいから、私に毛の生えた心臓が欲しいです。

今回、声をかけてすぐに集まってくれた友人・すいとうこう君とボブさん、そして急いでシナリオを詰め込んでくれた上にしっかりKPを務めてくれた照屋さんに感謝したいです。
また、素敵なシナリオを作成してくださったシナリオ作者様、快適なセッション環境を提供してくれているTRPGツール製作者様、TRPG制作者様にも感謝を込めて。

この辺で感想を終えさせていただこうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

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