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寂しさの埋め方

貴方にね会いたいからと嘘をつく ホントは一人で居たく無いだけ。

寂しい思いをするのは、誰だって嫌だと思うんです。
1人でいるのが嫌いなわけじゃないけど、誰かに居てほしい時に誰もいないのは寂しいですよね。

昔から誰もいない家に帰るのが嫌だったなぁ、と思い出します。
鍵っ子の宿命ですけどね。
…今でも鍵っ子って言うのかな?

高校生の時に大好きだった恋人は、私に初めて幸せをくれた人だったと思います。
だから、一緒にいると寂しさを忘れられて、ずっと一緒に居たいと思ってました。

見出しの短歌はそんな高校生の時に詠んだ短歌みたいです。
(メモアプリから引っ張り出してきました)

今読み返すとハッキリ分かるんですけど『貴方に会いたい、って嘘をつく』って言ってるけど、これは強がりですね。
相手が好きだってことを、素直に言えないんですよね。
自分で書いた作品の中でさえも。

でも、やっぱり一人でいたくない、ってのは本当だったんだろうなぁ。
当時の恋人も、きっととても寂しくて愛されたかったから、私たちは満たされていたんでしょうね。

寂しさの埋め方って人それぞれだと思うんです。
その人それぞれで違うものだし、一緒にいる人の性格や考え方の変化や年齢とか環境とかで少しずつ変わっていくものですし。
こうして過去に浸るのもまた、寂しさを紛らわせてるのかもしれませんね。

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