短詩集34

まえがき
ここは女性専用車両のはずだぞ!?
詩を読むと頭が良くなるらしいですが、書くなら無敵ですね!・:*+.(( °ω° ))/.:+

1.愛など初手からどうでもよく 僕は僕の精神の死を強迫する全てから逃れるべく足掻いた
2.何故そのようなものを人の心などという狂ったものに求めるのか? もう少し確かなものが相応しい
3.確実性が保証されないから想像し創造し空に浮かべておくのだ
4.僕は今日も人の声を無視する 僕の拒否権を侵害するかのように浴びせられる浮ついた言葉を
5.共同幻想のメンテナンスを怠らずに
6.動機なき愉快犯 娯楽とは金を払うものだよ
7.つもり病 君の善意の色が見えるか?
8.他人の宇宙において無知で無力だという前提を現実とせよ
9.臆病な君が好きだ 躊躇いながら僕に触れる日を待っている
10.欲情は勿論食欲に似ている 君と向かい合って食べたドリア
11.緑芽吹き出す桜 子を産む女のように見向きもされなくなりつつある
12.蛍のよう蜉蝣のよう 産めば死ぬ体でもいい 美しく死にたい
13.バカは黙れと言うのがバカバカしく沈黙する
14.四月は入水には寒すぎる コンクリートジャングルは飛び降りるには固すぎる 桜が僕の代わりに散ったから生きよう
15.ゼロ距離で愛ではなく死を囁くその女の影に怯えた日々に終止符を
16.契約は破棄できる 約束は破れる それこそが契る理由
17.孤独を投げつけないでよ痛いから
18.君に顔寄せた時 幸せだったんだそれが怖かった
19.放っておかれるとね どんどん枯れて死んでゆく気がする 忘れられた鉢植えはベランダから身投げした
20.死ぬわけじゃあるまいしと無視し続けた感情が僕の裾を引っ張ってた
21.☆地下街で不意に思い出した 手を繋ぐ人がいた日々のこと これが懐かしさね
22.僕はひとり限りなく僕として生きている 今望んだ幸福を手にしている
23.同一化と一体感は対極にあると気付いたか?君はどちらを手にしたい
24.☆ひとつになりたいわけではない 繋がりたい 感じたい きみを ぼくが この皮膚を隔てて
25.ひとつずつ教えてあげる キスからキスまで
26.行きは怖い帰りはよいよい 僕の毎日の冒険 コタツにおかえり
27.おかえりと呟いて遊ぶ 君と生きていけるかな

あとがき
さむーーい!٩(ˊᗜˋ*)و

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