短詩集32

1.君と僕だけがいる土曜日の朝
2.自尊心は美意識となかよし
3.期待と恐怖が手を組んで僕を動かす
4.極細ジーンズが入ってハッピー花金
5.「ねぇ見て見て」そろそろ言う相手を選ばなきゃ
6.もう愛の有無など 死の川を背にして残ったのは命だけ
7.スノードームの中の世界 夢から醒めたくない雪だるま
8.君と僕は少しの間同じ夢を見ただけの違う生き物
9.「またね」じゃなきゃ別れたくない
10. 「ぼく」が眠っている間に去った天使
11.壊れるならせめて勝利の後で 倒れるならせめて愛のために
12.やたら出来がいいと思ったら本家作
13.痛々しさを愛しいと思う趣味はなくて
14.心の傷が見えたらと思う日と 見えなくてよかったと思う日と
15.自分に上から目線やめた日 ぼくもぼくに尊重されたい
16.「わかってる」の確信が狂わせる いつだって僕のこと僕はまだ何も知らないはずなのに
17.喪失にほっとしたなら ずっと傷ついていたの
18.「ねぇ甘口と中辛どっちがいいかな?」「ねぇ黒蜜と三枚酢どっちがいいかな?」決めるとこ見てて欲しいの ひとりで決められるの
19.桜にさよなら「来年も咲くがな」じゃあ「またね」「うんまたね」
20.どんな景色も手を繋いで見たい 淡い夢は桜色

あとがき
お腹が空いたけど寝ます!(*˘︶˘*)ミンナオヤスミ~。.:*♡

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