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笹塚 心琴
2019年1月14日 00:19
ぎゅっとなった、その胸は確かな痛みを覚えて、ときめきを主張している。昔覚えた魔法も呪文も、もはや意味がない。 鏡の前で、愛しい名前を口にした。それだけで涙が溢れてきた。馬鹿みたいに、いま、恋をしている。いや、みたいじゃなくてきっと馬鹿なんだ。「馬鹿」って、こういう時に使う言葉なんだ。 新しいチークを買った。オレンジ系の色彩。さっそくそれを予行演習する。少しはかわいく見えるだろうか。でも、あ