見出し画像

障害のあるわたしの子育てのはなし

 障害のあるわたしの生い立ち1の中で、過保護な母について偉そうに書いたわたしだけど、『手の不自由なわたしが頑張って子育てする』ことに自己満足感を求めすぎるあまり、自分が子供にやりすぎたことは、結構たくさんある。てへぺろ(笑)最初はコレ。

 園服は自分で着れるようにさせてください。

年少のとき、先生から言われたひとことだ。

 ずっと、私が着せてました。はい。

 ボタン、私がかってました。ごめんなさい。

 こればかりはね、
 すぐ、バレます。
 子供はね、正直。

園服持ったまま、モジモジしてたらしい。ごめんよー。

でも!!!他のおかあさんたちも結構先生に注意されていて。
『トイレトレーニング』のこととか、『おむつ』のこととか。
お迎えの帰りのときなんぞ、
『大人になって叱られる経験ってあんまりないから凹むよねー』なんて
言いながら帰った。懐かしい思い出。
。。みんな、なにがしか過保護だったよなあ(笑)

わたしなんて、さらにコッソリ
 。。。くつも履かせてたしー。
 。。。靴下も履かせてたしー。
 。。。装具も履かせてたよー。すごい?(笑)

でも、上記3つは、ある方にアドバイスを受けてから、心を鬼にして止めました。。なので、入園時には、とりあえず、先生の前では自分でできてました。(バレてない。バレてない。ほっ。)
それは、療育の帰りのこと。たまたま園長先生に、靴を履かせてるのを見つかってしまって。おまけに先生、靴箱から靴を取ってあげるとこからコッソリ見てたらしく(笑)
『おかーさん、なんで靴を取ってあげるの?
靴下履かせてあげるの?靴を履かせてあげるの?』
自分でできることは、自分でやるようにさせないと。
そうすれば、おかーさんも楽でしょう?

そうなんですけどーーーぉ。。。なんていうか、ただただ、
楽=罪悪、みたいな気しません??
でも、気持ちがしんどいときだったので、先生の言葉にはすごく救われて、
速攻『スパルタ』になりました(笑)

療育の園長先生、保育園の先生方には、本当に感謝しかないです。
さすが先生です。親は素人なんですね、保育園という小さな“社会”では。
親は、子供の情報をふんだんに先生たちに提供する義務を果たしたら、
あーだこーだ、あーしろ、こーしろ言うんは、はなはだおこがましい。
本当、当時しみじみ感じたこと。。
ありがとうございます、
おかげさまで、娘は19歳になりました。



よろしければサポートお願いします。障害のある若い子たちが笑顔になれる活動に使わせていただきます。活動報告もしたいです。