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コンビニゆで卵の味付けの仕方を調べたら深いことまで分かった

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食べたことがある人はご存知だと思いますが、コンビニのゆで卵、塩で味付けされているんですよね。 しかもいい感じに半熟と完熟の間ぐらいに黄身がゆであがっていて食感も最高なんです♪ 味を堪能して食の幸せを感じてながら食べていた時に、ふと気になりました。 どうやって味付けしているのだろう? コンビニで売っているゆで卵は殻に入ったまま店頭に並んでいます。 だから、当たり前ですが茹でる時も殻に入ったままなんですよね。 殻に入った状態で、どうやって中身に味付けをしているのかとても気になったのです。 殻をなめるように眺めても一つの穴もありませんので、塩を注入した痕跡もないわけです。 すご~く気になったので、調べてみました。

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まず、コンビニのゆで卵の作り方は普通の家庭で作っているように、お湯の中に一定時間入れて茹でているそうです。 ここまでは何も変わったことはありません。 このお湯に塩を入れているそうです。 ここまでも考えることができました。 しかし、穴もあいていないのに、どうして塩を入れたお湯で茹でただけ味付けがされるのかがわかりませんでした。 

それは、卵の殻に特徴があったからなんです。 卵の殻は肉眼では見えないほどの穴がたくさんあいているそうです。 だから、食塩水のお湯に入れた時に殻の中まで塩が入って、味付けがされるみたいです。 意外とフツー( *´艸`)とか思ったのですが、実際私も家でゆで卵を作った時がありますが、その時は必ず塩を入れていました。 その際、できあがったゆで卵を食べてみても全然味付けはされていませんでした。 ただの食塩水のお湯では味付けはされないのです。 

では、どんな食塩水を使っているかといいますと、飽和食塩水だそうです。 小中学生の理科の実験で大半の人はこの用語を学んだと思いますが、改めて紹介します。 水などの触媒に塩などの溶質を入れると、それが溶けて水溶液というものができますよね。 ただし、塩はいくらでも溶けるのかと言われればそんなこともありません。 水の量や温度に比例して、溶ける量の限界があります。 この限界に達した水溶液を飽和水溶液といいます。 今回は食塩水なので、飽和食塩水と呼ばれています。 このお湯に入れて茹でることで殻を割らずに味付けされたゆで卵が完成されるということですね。 水溶液が食塩で満たされていないと決してゆで卵は味付けされないのです。 

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話はかなり転換しますが、このゆで卵を作る原理を知って、人間に対しても同じことがいえると思いました。 自分が体験して素晴らしいと思ったこと、幸せを感じたこと、こういったものは人にも伝えたくなりますよね。 それが伝わる時と伝わらない時ってあると思います。 

このゆで卵を作る時に、溶液が塩で満たされていてこそ味付けがされるように、人も自分自身が心の底から幸せで満たされている時、接した相手に自然と伝わっていくものだなと感じます。 だから、他人に幸せや愛を伝播していく時、大事になってくることって伝えることよりも実は自分自身がそのことに対して幸せだと100%の確信を持つことなんだということです。 よく人を見がちな私はゆで卵の作り方によって、自分自身が愛と幸せに満たされる必要があるのだなとメッセージを受けたような気がします。