見出し画像

「いつの時代のあっちゃんが好きか」なんて愚問だよね―コンサート編パート4


はじめに


こんにちは、せつなです。
本日も、BUCK-TICKのヴォーカリストであるあっちゃんこと櫻井敦司さんへ愛を捧げるお時間がやってまいりました。

一週間以上に渡ってお送りしてきたこのシリーズも、今日で最終回。(今度こそ)
前回は2010年代前半の映像作品に触れましたので、今回はそれ以降のあれこれについて語っていこうと思います。

前回の記事はこちら↓



では早速始めます。

(過去作品〜最新作までの)映像作品、コンサートの内容についてのネタバレ
がございます。十分ご注意のほどよろしくお願いします。
(ちなみに、2020年秋のフィルムコンサートの内容については出てきません。筆者もまだ参戦していないので...)


⑭『BUCK-TICK 2017 "THE PARADE" 〜30th anniversary〜 FLY SIDE』(開催:17年、発売:18年)


デビュー30周年を記念して、2017年9月23日、24日に開催されたコンサートです。
『FLY SIDE』『HIGH SIDE』と銘打って2days行われたのですが、今回は初日の『FLY SIDE』について書いていきます。

このコンサートはあっちゃんがめちゃめちゃかわいい、これに尽きる。
髪型が短めでスッキリした感じが好みど真ん中。あっちゃんは絶対髪短い方がかわいいから(過激派)
しかもこの時は前髪もいつになく短くて、なんだかキュンとしてしまう。
そしてあのお衣装ですよ。初めて見た時目を疑った。
レース地一枚のトップスってさあ...普段上半身のガードがガチガチのあっちゃんにとって、過去イチで露出度が高いと思うんだ(もちろん中にしっかりインナーはお召しになっているけど)
しかも片腕だけ真っ赤なレースとかもうそれだけでめっちゃえっちじゃん...。
(しかし周りのお魚友達からの反応は薄い)

あと、初日はとにかくセトリが最高で。
個人的BUCK-TICKの2大名曲である『ミウ』と『MISS TAKE〜僕はミス・テイク〜』をやってるんですよね。

『ミウ』で上着を脱いで腰に巻くあっちゃん...なにあの色気は
上着がロング丈なのもあって、腰に巻くとドレスのスカートみたいに見えて。
その裾があっちゃんの動きに合わせてヒラヒラ揺れるのがとても綺麗。
楽曲の儚くて美しい世界観にぴったり。
あと、この曲にはとても印象に残るシーンがありまして。
曲中であっちゃんが自分の手をおもむろに口元へ持っていって親指の付け根あたりを噛むんですよね...。
なんやあれ...もはや言語化できない()
こればっかりは見てもらったほうが早いと思う。間違いなくこの世界で一番美しい瞬間なので。

『MISS TAKE〜』にもすごく好きな表現があって。
それが、大サビの"風は吹く 時間よ止まれ"のところであっちゃんが動きを止めるところ。
それが大好きすぎて、見る度に「時間止まってる〜〜〜!!!!」って言っちゃう。
ワンフレーズの間だけ、一瞬なんだけどその表現にとても心惹かれる。
楽曲がもっているしなやかさや気高さ、清廉さみたいなものが、あっちゃんの歌や表現と合わさることでより印象深くなるよね。さすがだよ...愛。


ちなみに今回は初日のことを書きましたが、2日目もかなり良いコンサートなのでそちらも是非ご覧ください。
ダブルアンコの『STEPPERS〜』見る度に尊すぎて頭抱えてる。リラックスあっちゃんかわいい。


⑮『THE DAY IN QUESTION 2017』(開催:17年、発売:18年)


2017年12月28日、29日に日本武道館で開催されたコンサートです。
今回は2日目の内容について書いていきたいと思います。

この頃のあっちゃんは髪短めでほんとかわいいよね...。ちょっとお耳が見えるぐらいの長さが最高です。

では、ここからは2日目のセトリの中で特に好きな楽曲をいくつか挙げながら語ります。

まずは『サファイア』。
これはほんとにダメ() 親の前で流せないやつじゃん...
正直ヘタなAVよりエロいと思うんだ。
ワイドパンツをまくり上げてガーターベルトを見せつけてくるあっちゃん。あぁ、めくるめく倒錯。
それでまたあっちゃんがすっっっっっっっっっごい顔するので...えっちすぎる...
まさしく狂気・美・エロス。あっちゃんの表現力たるや...恐ろしいものです。
あと、これは超個人的なポイントなんですが、間奏でステージに座り込んだあっちゃんの周りをぐるぐる走り回りながらギターを弾く今井さんっていう構図がめちゃめちゃ好き。
床の上に座り込んでいるあっちゃんと、その後ろでギターを弾く今井さんの対比というか。なんだか収まりがいいんだよね...。

次は『BOY septem peccata mortalia』。
これは本当に終わり方が最高すぎて。
最後のキメと同時に、あっちゃんが自分の喉元に思いっきりマイクを突き刺すような動きをするんですよ...。
やめて〜〜〜〜!!!!そういうの弱いから!!!!!
あの瞬間いつも息できなくなる。とにかく好き。大好き。愛してる。

もうひとつは『無題』。
この『無題』は過去最高というか、ひとつの表現方法としての完成形を迎えたって感じ。
この曲はリリース後からずっとコンスタントにやってて、それぞれのコンサートで特徴もちょっとずつ違うんだけど。(このコンサートの時はここに注目してほしい、みたいなのが自分の中にある...)
この日の『無題』はあっちゃんの眼がすごい。
眼光は鋭くて、でもそこに見えているのは虚無。きっとなにも映していない。
ギリギリまで張り詰めた緊張の中で泣き叫ぶ姿はとても痛々しくて。
自分の傷を無理やり開いていく。血が溢れ出る。
その瞬間何かを憑依させたのか、何かを呼び起こしたのか。それほどまでに圧倒的な重圧感。
そして彼の「痛み」や「苦しみ」が、聴き手の心にも鋭く刺さってくる...。
そういった表現の究極がこのコンサートの『無題』だな、と思うんですよね。
ここまで楽曲を体現できる人はなかなかいない。本当に素晴らしいヴォーカリストだと思う。


⑯『TOUR No.0』(開催:18年、発売:19年)


2018年にリリースされたアルバム『No.0』を引っさげてのホールツアー。
同年7月に東京国際フォーラムで行なわれたコンサートが映像化されています。

これはもうとにかくお衣装が...完全に性癖ど真ん中なんですけど...!
軍服似合いすぎだよお...
あれが完璧に似合ってしまう人がこの世に存在するんですね。あっちゃんすごい。ほんとファンタジー。
せめてもう一度お目にかかりたかった。遠征してでももう一公演ぐらい行くべきだったか...(詳しくは過去に上げたBUCK-TICKとの出会いについての記事を御参照ください)

内容に関しては書き始めると全部になっちゃうので割愛。
他の記事でも散々書いてるように、あっちゃんのなにかを「演じる」意識がすごく出てるコンサートです。
曲ごとに全く違う顔を見せるあっちゃんが、それぞれの物語の世界へ連れて行ってくれます。
この没入感は、過去のコンサートの中でも史上最高レベルだと思う。
絶対的な自信をもっておすすめできるコンサート。BUCK-TICKを観たことがない方も是非一度ご覧下さい!後悔はさせませんので!(セールストーク)


⑰『No.0 -FINAL-』(18年)


2018年12月29日、日本武道館で開催されたコンサート。およそ1年かけて表現を磨いた『No.0』の集大成としてのコンサートです。
現在、映像作品の発売はされていません。WOWOWでの放映のみになります。

これはもう完全に私の思い入れが大きすぎるコンサートですね。
あっちゃんがツアー中に体調を崩されて、いくつか公演が延期になって。日武もどうなるのかな?と心配でしたが予定通り開催してくださって。
会場に着いても、客席に座っても、幕が上がるまでは「本当に大丈夫なのかな?」っていう独特の緊張感があって。
だからこそ、紗幕が落ちた瞬間、あっちゃんがそこに立っているだけで感極まってしまった。
本当に安心した...。コンサート中もふと「無理してるんじゃないかな?」と思って不安になったりもしたんだけど、最後までやり切ってくださって...ほんと良かったよね...。
この日のMCは涙なしでは見られない。あっちゃん、元気になってくれて本当にありがとう...。

このコンサートの好きなところは山ほどありますが、とりあえずお衣装の話を。
この日のあっちゃんは赤衣装をお召しになられていまして。(9月頃から回っていたスタンディングツアーのお衣装が赤色系とモノクロ系の2パターンあった)
がっつりガーターベルトですよ、ええ...エナメルのショートパンツが眩しかった。
冒頭からあそこまでおみ足をご披露してくださるコンサートってこの時ぐらいだよね???隠すとかそういう発想ゼロだったもんな...。
『ゲルニカの夜』の前にあっちゃんがスツールに腰掛けるんだけど、ばっちり太腿が見えてしまって「今そういう曲じゃないから...!」と思いつつ葛藤していた思い出。
で、またスタイリングも好みすぎて。髪はちょっと長め(あれでも)なんだけど、右側の前髪を耳にかけてらっしゃるんですよね。
それだけですっきりして見える...あっちゃんの整ったお顔立ちが隠れるのはもったいないので(どこ目線)

内容に関しては、こちらもいくらでも書いてしまうため割愛させていただきます。
『No.0』の集大成としてより洗練された表現が冴えわたっていますので、放映の予定があれば是非とも観ていただきたいコンサートです。


⑱『ロクス・ソルスの獣たち』(19年)


2019年5月25日、26日に幕張メッセにて開催されたコンサートです。

DVD、完全生産限定盤には初日・2日目の映像が両日とも収録されていますのでとてもお得...!(特に初日を観てほしい)

このコンサートのハイライトは、アレです。
そう、『相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり』です。
この曲は今井さんがメインボーカルを務めていて、あっちゃんはあまり出番がない曲なんですが...
曲が始まるとあっちゃんはステージから一旦はけるんですけど、その後の演出がすごすぎて。
後ろに大きな丸いスクリーンがあったんですが、そこにあっちゃんの映像が映し出されまして。
初日観た時まじで心臓止まるかと思った。あまりの美しさに直視できなかった()
あんな大きなスクリーンにどアップ映して許されるのはあっちゃんだけだよ...圧倒的な美を見せつけられたな
ちなみに、DVDにはこの映像だけが観られるマルチアングルも収録されていますので是非ご覧くださいませ...

あとは思い出深い曲をいくつかご紹介。
初日の『密室』はずっと聴きたかった曲だったからめちゃめちゃ嬉しくて。特に最近のあっちゃんにとても似合うんじゃないか、今のあっちゃんはどのように表現するのか、みたいなことをずっと思ってたので、ここでやってくれてよかったなあと思います。
これも最後あっちゃんが自分の胸をマイクで軽く突くような仕草をしてるのがしんどい。大好き。

アンコールのアコースティックコーナーは、どこ見てもどこかにお尻向けちゃうって言ってくるくる回りながら歌うあっちゃんisカワイイだった。

ダブルアンコの『さくら』は、曲途中からの桜吹雪がとっても綺麗で。
桜吹雪が積もった花道をあっちゃんが歩くと、足元で花びらがふわふわ舞ってて。
あっちゃんは桜の妖精かなにかか...?と思いながら観てた。
曲中、これまでのあっちゃんからは痛みとか悲しみの感情が強く伝わってきてたように思うけど、この時はそういう想いを昇華できたというか。
ひとつのストーリとして向き合えているような、そんな感じがしたなあ。


⑲『ABRACADABRA LIVE ON THE NET』(20年)


2020年9月21日、生配信ライブという形で開催されました。

これに関しては過去にライブレポを書いていますのでそちらもお読みいただければ嬉しいです。

もうね...あっちゃんは何もかも最高(結局)
最近また髪をお切りになられたのが更にポイント高い。こないだのPHYの表紙とか初めて見た時発狂した。髪切ってる〜〜〜〜〜〜!!!!って(頭おかしいね)
で、またお帽子がよくお似合いなんですよ...女優帽が似合う美人ほんと素晴らしい。

ABRACADABRAはライブ映えしそうな曲ばかりなので実際のコンサートで観たらもっと面白いだろうし、あっちゃんも絶対かっこいいしかわいいと思う(真顔)
そこは今後に期待ですね。
フィルコンの映像もまだ観てないし楽しみ。(筆者は京都公演まで我慢です...あと約3週間...!)


おわりに


...ということで。
ええ、やっと終わりました。
最終回後編、今回もかなり長いこと語ってしまいまして申し訳ありません。
今まで4パートに渡って書いてきたコンサート編。
MV編も入れると6パート、一週間以上この話題が続きました。
ただ、これだけ語ってもあっちゃんの魅力は伝えきれないんですよね...!!
実際観ていただいて、聴いていただいて初めて伝わるのかなとも思いますので、まだBUCK-TICKに触れたことがない方(いらっしゃるのか?)は是非、どの作品からでも結構ですので触れていただければ嬉しいです。
お魚さん方も過去の映像を見返していただいて、自分が特に好きなMVだったりコンサートだったりを見つけていただければと思います。


では、本日はここまで。
お読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?