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入学時特別貸与奨学金と国の教育ローンの違い

こんにちは。
雪花です。

今回は、入学時特別貸与奨学金と国の教育ローンの違いについてお話します。

この二つの違いは主に6つあります。

➀どこから借りるか
➁誰が借りるか
➂利息の利率
➃借りられる金額の限度
➄誰が返すのか

ひとつずつ違いを見てみましょう。


➀どこから借りるか
入学時特別貸与奨学金:日本学生支援機構
国の教育ローン:日本政策金融公庫

➁誰が借りるか
入学時特別貸与奨学金:学生本人
国の教育ローン:学生の保護者

➂利息の利率 ※日本学生支援機構と日本政策金融公庫HP等参照
入学時特別貸与奨学金:上限3%まで(利率固定算定方式と利率見直し算定方式が選べる)
国の教育ローン:年1.80%(固定利率)

➃借りられる金額の限度 ※日本学生支援機構と日本政策金融公庫HP等参照
入学時特別貸与奨学金:上限50万円
国の教育ローン:学生1人につき上限350万円

➄誰が返すのか
入学時特別貸与奨学金:学生本人
国の教育ローン:学生の保護者

⑥いつから借りられるのか
入学時特別貸与奨学金:入学後(4月以降)
国の教育ローン:いつでも


以上6つの違いを比較してみました。
それぞれにメリットもデメリットも感じることは様々だと思います。


ここからは、あくまでも私個人の見解なので参考程度にお読みいただければと思います。

日本学生支援機構の入学時特別貸与奨学金を利用するのは、
「国の教育ローンで借りられなかった。」という証明をしなければ、
利用できないルールがあります。

その為、「確実に借りなければならない。資金調達の準備が間に合わない。」という場合は、入学時特別貸与奨学金のことは考えずに、まずは国の教育ローンに申し込みをする方が良いかと思われます。

あまり、借金をすることはオススメしたくありませんが、いくら必要で、どのように返していくのかをしっかり計画した上で、教育ローン制度を利用するということは悪いことではないと感じます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

 


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